1926年に初代ルイ・ピカメロ氏がリュリーに設立したワイナリーです。現在は孫のフィリップとアランのショタール兄弟が3代目として活躍、「少量生産」「手摘み」にこだわり、最高品質のクレマン・ド・ブルゴーニュを造りだしています。
彼らは1975年に「クレマン・ド・ブルゴーニュAOC」が認められるとすぐその生産を始め、祖父のノウハウを引継ぎながら新しい手法を導入しワイナリーを飛躍的に発展させました。1991年からは、厳しく品質管理されたブドウのみを契約農家から直接購入し、ベースとなるワインの醸造も全て自社で行うようにしました。2000年にはワイナリーを新築。岩場をくり抜いて造られたセラーは20万本のワインが保管可能で、岩の壁のお陰で1年を通じて瓶内熟成に最適な温度である12℃に保たれています。ベースのワインにも最高の品質を求めるため、圧力をかけずに優しくプレスし、そのジュースも厳しく選定しています。また発酵にも細心の注意と忍耐を持って臨むことは当然のことと考えています。