クローズ・エルミタージュ
キュヴェ クレマンス
フィリップ エ ヴァンサン ジャブレ
北ローヌの注目新興ワイナリー
ポール・ジャブレ・エネの畑の管理を担当していた
フィリップと息子のヴァンサンが新たに立ち上げたワイナリー。
ブラックベリーをイメージする凝縮した果実味
強く意識するスパイスの風味を感じます。
骨太で力強く、鉱物的要素や、動物的ニュアンスなどの
複雑味が現れる印象の北ローヌのシラー種の逸品です。
フィリップ エ ヴァンサン ジャブレ Philippe & Vincent Jaboulet
ドメーヌ フィリップ エ ヴァンサン ジャブレは2006年に設立されました。フィリップ ジャブレは過去30年に渡り、実家のメゾン ポール ジャブレ エネの畑の管理を担当してきましたが、2006年にメゾンはフレイ家に売却されたため、フィリップと息子のヴァンサンが新たにドメーヌを立ち上げました。ジャブレ家が昔から所有していた畑の一部と新に購入した畑を合わせて30.8ha(クローズ エルミタージュ25ha、エルミタージュ1.3ha、コルナス2.5ha、IGP 2ha)を所有しています。ジャブレ家の6代目に当たるヴァンサン ジャブレはフランス国内のブルゴーニュやシャトーヌフ デュ パプの複数のドメーヌやオーストラリアで経験を積みました。現在、彼は醸造を担当し、また父と共に畑の管理も行っています。彼らは、伝統を尊重し、テロワール、土地の特徴を大切にしたワイン造りを目指しています。それぞれのワインにこの土地のテロワールの素晴らしさを表現したいと考えています。
自然環境を尊重した葡萄栽培。2016年にHVE認証を取得。
自然環境を尊重した葡萄栽培を行っており、2016年にフランス農水省のHVE(環境価値重視)認証を取得しています。HVEは環境保全、自然の生物多様性に重点を置いた認証でエコシステムを大切にし、水の再利用等の規定が決められています。生物多様性を高めるため、畑の近くでミツバチを飼育し、また畑周辺の木々に鳥やコウモリの巣箱を設置しています。鳥やコウモリは葡萄にとって好ましくない害虫を食べてくれます。畑には化学的な除草剤や殺虫剤は一切使用しません。畑で機械を使うのは草を刈る時だけで、それ以外は収穫も含め、すべて手作業で行っています。