コート デュ ルーション ヴィラージュ
トータヴェル レ ファレーズ
ドメーヌ ガルディエ
ルーションの雄ドメーヌ・ガルディエのフラッグシップ
凝縮した濃い果実味とボリューム満点の旨味豊かな味わい!
ブラックベリーをイメージする凝縮感ある濃い果実味
心地良く溶け込む樽熟成から由来する風味と
スパイスの風味、ボリューム感があります。
骨太で力強いけれどシルキーで柔らかく
果実のたっぷりな旨味は素直に広がるヴィンテージです。
ドメーヌ ガルディエ Domaine Gardie
クラスマンでは「ルーション独特の欠点である重苦しさがない」生産者として絶賛され、「ワインスペクテーター」でもルーションの新しい生産者の一人として紹介。また、2002年の「ギイド アシェット」では《coup de coeur》(3ツ星ラベル付き掲載の最優良ワイン)として「毎年このドメーヌの素晴らしいワインについて話題にできるのではないだろうか?」とコメントされています。また、アンドリュ ジェフォード「ザ ニュー フランス」にも、ゴビと共に2ッ星で掲載されています。さらに、「ルヴュ ド ヴァン ド フランス」の《特集ミレジム2004》で『チャンピオン デュ ルーション』の5軒の内の1軒に選ばれています。
全世界に受けるようなワインではなく、テロワールを尊重したワインを造っていきたい!と考え、ワイン造りをしています。ガルディエの畑は、樹齢が古く根が深いので、この土地のテロワールがしっかり表現出来ます。畑のまわりには草花が必要で、自然な生態系によって土壌にミネラル(ミネラル ソイル)が産み出されます。これがないとマイクロオーガニズムという状況は生まれません。この地域のトップ生産者ドメーヌ ゴビを含む友人達と、ルーションの評価を高めるべく栽培・醸造に情熱を注いでいます。その努力に呼応するようにワイン雑誌などで高い評価を得ています。
畑仕事は、8~10人で行い、収穫時は20人以上になります。畑が狭いので、馬を使って、土を掘り返します。非常に小さい畑が多く、海抜ごとに成長具合も違うので、多くの人手が必要となります。肥料も基本的には使用せず、畑を掘り返します。必要な時は家畜の糞と食物をまぜたものを使用します。病気の時はイオウとオレンジの皮を松脂と混ぜて使用。必要最小限にする為、部分的に使用するために松脂と混ぜて用います。コンクリートタンクでマセラシオンを行います。樽と同等の効果があります。違いは、樽の風味がつくかつかないかです。コンクリートタンクはブルゴーニュ産で、正方形のものです。縦横の比率が同じでなければ、マセラシオンには向きません。果帽が空気と触れ合う最も良い形が正方形なのです。フレッシュなワインを造る際は、ステンレスタンクを使用することもありますが、ステンレスを使うと世界の標準的な(どこにでもある)ワインに仕上がってしまいます。樽は、トノーを使用します。15年ほど前は、バリックも使用していましたが、今はほとんどがトノーです。品種によっては、酸化を好まないものがあるので、品種に合わせて樽の厚みを変えています。ムールヴェードルやシラーは、約3.2cm、グルナッシュは、約4.2cmの樽を使用しています。フレッシュかつストレートな味わいを目指しているので、東ヨーロッパ産の樽を使用しています。