モーゲンスター ローレンス・リヴァー・ヴァレー
モーゲンスター・エステート
ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】
銘醸地ステレンボッシュでも冷涼で寒暖差の大きい
ヘルダーバーグ地区で長期熟成にこだわりをもつ歴史あるワイナリー
豊潤で複雑な風味はまさにワールドクラスのボルドーブレンド
至高のワインに相応しい重厚感と優れたバランス感覚!
豊潤で複雑な香りに包まれ、その印象はフィニッシュまで続き
凝縮したカシスをイメージする果実味が様々な複雑味を伴い豊かに広がります。
ボリュームがあり力強く、しっかりした骨格を備え
旨味豊かに膨らむ今後の熟成も多いに期待出来る1本です。
モーゲンスター・エステート Morgenster Estate
ステレンボッシュ南部、Helderbergヘルダー・バーグ(「berg」とはアフリカーンス語で山の意味)とホッテントット・ホーランド山との間を流れるローレンスリバー・ヴァレーの南東に、「モーゲンスター(金星:明けの明星)」があります。大西洋からわずか数キロのステレンボッシュ地区の南部にあり、ケープ・ドクターと呼ばれる地域風が吹くため、昼夜の寒暖差が生まれ、ブドウの栽培には最適な地域(昼が32℃ならば、深夜から明け方は15~16℃と気温は半分となる。またそれ以下になることもしばしば)です。
"どんないい物語も、偉大な主人公から始まる"
この土地を「モーゲンスター(金星:明けの明星)」と名づけたのは、1711年5月28日にこの土地を購入した、フランス人宣教師であったジャック・マランでした。このローレンスリバー・ヴァレーのテロワールに魅了され、イタリア移民で紡績商として成功を収めたジュリオ・ベルトランド (Giulio Bertrand:2018年他界)は、1993年、この約300年の歴史を誇るこのエステートを購入し、ワイン醸造に情熱を注いできました(現在は、ジュリオの娘であるFedericaと Alessandraが彼の情熱を引き継いでいる)。
ジュリオが所有すると、ワールドクラスのボルドーブレンドを目指すために、ぶどう畑として開墾することで生まれ変わりました。彼は、長期熟成を意識したボルドースタイルのワイン造りに挑戦、最初にリリースしたヴィンテージは1998年でした。2001年には、ボルドーのシャトー・シュヴァル・ブランとシャトー・ディケムの世界的に有名な醸造長、ピエール・リュルトンの協力を仰ぎ(モーゲンスターの社外取締役)、南アフリカのシュバルブランと評されるまでの確固たる地位を築きました。
ワイナリーのこだわりは「熟成」で、特筆すべきは、セラー内で5年~10年以上熟成させ市場に送り出します。リザーブレンジとローレンスリバー・バレーは6カ月毎にテイスティングし、出荷するヴィンテージ決めます。毎回ビンテージが異なることから、数量も割当・半年ごとにリリースされ輸入するヴィンテージが前後する理由がここにあります。さらに、イタリア移民ということもあり、イタリア品種の栽培にも挑戦し、4種類のブドウを栽培し、南アのイタリア系ワインのリリースも始めました。