ジゴンダスのチャンピオン/世界中の評論家やワイン愛好家を驚かせています
現当主イブ・グラはドメーヌを1985年に父親のエドモン・グラから引継ぎました。それまでは大半はバルクでネゴシアンに売られていましたが、彼の代になってすべて自家葡萄園元詰めに切り替えました。畑は約10ヘクタールで、ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありません。しかしこのドメーヌで、イブ・グラによって造られるワインは、今や世界のワイン評論家を驚かせています。
セレクション サンタ・デュック
1999年から手がけはじめたネゴシアンとしてのワインです。ネゴシアンと言っても、信頼できる親戚や友人の所有で彼が良いと思った畑で、栽培を厳しく指導し厳選した葡萄のみを購入して造られます。醸造はもちろん彼のセラーで行います。ドメーヌ・サンタ・デュックのワインに対する需要に応えるには最善の方法だったと言えます。実際、自家畑のものと遜色ない素晴らしいワインが造られます。
ラストー村ブロヴァック地区の畑から収穫される古樹の葡萄から造られます。畑は南向きの丘の斜面にあり、粘土、砂、小石混じりの土壌です。収穫は手摘みで行い、部分的に除梗して、温度管理の下でゆっくり発酵させます。澱と共にタンクで熟成させフィルターを通さず瓶詰めします。
南ローヌのスーパースター サンタ・デュック
『サンタデュックはジゴンダスに君臨するチャンピオンである』とロバート・パーカーが絶賛して以来、イヴ・グラの造るワインは素晴らしい評価を受けています。(ジゴンダスは南ローヌのAOCでシャトーヌフ・デュ・パプほど有名ではありませんが、素晴らしいワインが生産される地域です)
ロバート・パーカーは、彼のことをこう記述しています。おそらくはジゴンダスのトップ・ドメーヌであるイヴ・グラ所有のサンタ・デュックは、南ローヌで最も完全な、凝縮して複雑になり得るワインのいくつかを常に造り続けている。私の見るところでは、サンタ・デュックはジゴンダス随一のスーパースターである。