プピッレ モレッリーノ・ディ
スカンサーノ リゼルヴァ
ファットリア・レ・プピッレ
ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】
サンジョヴェーゼの特徴がよく現れた実力派DOCGワイン!
サンジョヴェーゼ好きは必飲のトスカーナの逸品!
カシスやプラムのジャムをイメージする濃縮感ある果実味
心地よく溶け込む樽熟成から由来する風味とスパイスの風味、力強く飲み応えあります。
シルキーで柔らかく
バランス良くまとまったトスカーナワインです。
ファットリア・レ・プピッレ Fattoria le Pupille
マレンマ地方モレッリーノ・ディ・スカンサーノを代表するプレミアムワイナリー、ファットリア・レ・プピッレ。その歴史は、たった2haの畑から始まります。1960年代、現オーナーであるエリザベッタ・ジェペッティ氏の義父アルフレッド氏は、スカンサーノ村ペレタ地区にある、2haの畑を購入し、自家消費用や顧客贈答用としてワインを造り始めました。ボルドーワイン好きだったアルフレッド氏は、友人で当時アンティノリの醸造責任者だったジャコモ・タキス氏に相談し、サンジョヴェーゼの木の一部を伐採し、カベルネ・ソーヴィニヨンを接ぎ木していましたが、ワイン造りはあくまで趣味の一環でした。そんなワイナリーに転機が訪れたのは、1985年。実の親のように慕っていた義父がなくなった年、エリザベッタ氏はこのワイナリーを受け継ぐことを決意。「この地で偉大なワインを造りたい、その目標に生涯をかけよう」という思いを抱きます。当時エリザベッタは弱冠20歳。若い女性がワイナリーを経営するには、想像を絶する苦悩が待ち受けていました。しかし、義父の古くからの友人、ジャコモ・タキス氏にアドバイスをもらうという幸運に恵まれ、タキス氏に一からワイン造りを教わります。そして1987年、カベルネ・ソーヴィニヨン100%のフラッグシップワイン「サフレディ」をリリース。振興地マレンマのスーパートスカーナとして注目され、90年代には早くも世界的評価を得るまでに成長します。現在では各国トップレストランのワインリストに加わり、2004年ヴィンテージがワイン・スペクテーター誌で97点を獲得するなど、その地位をゆるぎないものとしています。
1992年にモレッリーノ・ディ・スカンサーノ協会が設立されたとき、エリザベッタ氏はその功績を認められ、初代会長に任命されました。徐々に畑を拡大し、現在は、スカンサーノとマリアーノの間に点在する75haの畑を所有しています。 また、コンサルタントには、これまでクリスチャン・ル・ソメール氏(元シャトー・ラトゥール、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトの海外ワイナリー担当)、リッカルド・コルタレッラ氏が、そして現在、天才エノロゴと称される新進気鋭のルカ・ダットーマ氏が就任しています。