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マルケス・デ・カーサ・コンチャ
カルムネール
コンチャ・イ・トロ

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

チリで最もポピュラーなワイナリー「コンチャ・イ・トロ」の
ワンランク上のシリーズ「マルケス・カーサ・コンチャ」
強めに感じるグリーンテイストとスパイスの風味が特徴的な
力強く骨格のしっかりしたカルムネール

カシスやブルーベリーを思わせる濃縮感ある果実味
グリーンテイストとスパイスの風味をやや強めに感じます。

比較的豊かな酸を感じ、力強く骨格のしっかりしたヴィンテージです。

麦ちゃん評価

3.9点

コンチャ・イ・トロ Concha y Toro

19世紀、スペインのコンチャ侯爵家は、ヨーロッパの人たちが飲む高級ワインをチリで造ろうと「新大陸」で理想の土地を探し、ヨーロッパを超えるワインを造るという夢に賭けたのです。コンチャ 家の情熱を担ってチリへやってきた人物こそドン・メルチョー氏、現在のコンチャ・イ・トロ社を起こした人物でした。当初からの世界品質をめざすという高い理想を実現可能にしたのが、チリの気 候と風土です。太平洋近くまで山裾が迫ったアンデス山脈のおかげで、チリのぶどう畑では病害虫の恐れが少なく、過去ヨーロッパ全土のぶどう樹に壊滅的な打撃を与えた害虫フィロキセラの 難も受けませんでした。そして晴天率の高い地中海型気候。これらはぶどうにとって、ヨーロッパの各国がうらやむような理想的な条件でした。ぶどう栽培に理想的な環境のチリに、コンチャ・イ ・トロが自社で保有する畑面積は、合計すると7,000ヘクタール以上で、現在も拡大し続けています。高品質ワインを造る条件。それは良質な ぶどうと優れた醸造技術。この哲学に基づいてコンチャ・イ・トロ社では、栽培部門と醸造部門が協力して、ぶどう品種ごとに最適な立地条件の畑を選択し、畑を小さな区画に分け、畑の中 にさらに畑をつくる“マッピング”という革新的なシステムを導入して、極めて良質のぶどうを生産しています。しかも、ここでぶどう畑の管理・栽培にあたっているのは計1,000人ものエキスパ ート・チーム。こうして収穫された高品質のぶどうを伝統的な製法に従って処理し、優秀なワインメーカー達が、世界的に定評のあるワインを生み出しています。

コンチャ・イ・トロの醸造家


エンリケ・ティラド
「ドン・メルチョー」の主任ワインメーカー。弱冠34歳にしてコンチャ・イ・トロ最高峰ブランドのワインメーカーに就任した天才。彼の繊細な醸造技術は世界的に高い評価を受けてい ます。ロスチャイルド家とのジョイント・ベンチャーワイン「アルマビバ」でも、チリ側の醸造責任者も兼任していました。ドン・メルチョーのスタイルは、畑がすべて。プエンテ・ア ルト農園の偉大な風土はもちろん、エル・トコルナル農園の砕石混じりの土壌、そこへアンデス山脈から流れ込む冷涼な空気。恵まれたマイポ・ヴァレーの環境で、ブドウ樹が20年にわ たり提供してくれる最良の果実、これらの個性をどれだけワインの中に表現できるか、ということに専念しています。


イグナシオレカバラン
「アメリア」「テルーニョ」「CyT」シリーズの醸造責任者。コンチャ・イ・トロ社では1995年の入社後すぐからCyT(日本未販売)を担当。その年、95年「ワイン・チャレンジ」(ロン ドン)でシャルドネが金賞を受賞。「チリアンワイン・ガイド」では最近10年間で注目すべき醸造家として取り上げられ、かつ、特に白ワイン造りの名手としてチリでは非常に有名な存 在です。「私がワインの印象やスタイルで意識していることと言えば、どのワインでも常に果実味と上品さの表現に専心するということ。それだけです。つまり、ブドウの特徴とスタイ ルをよく知ることが、ブドウが持つポテンシャルを開花させるのです。」


マルセロパパ
「マルケス・デ・カーサ・コンチャ」「カシジェロ・デル・ディアブロ」シリーズの醸造責任者。カベルネ・ソーヴィニョンへの情熱を認められ、1998年に入社以来「カシジェロ・デル ・ディアブロ」の醸造を担当し、1999年より「マルケス・デ・カーサ・コンチャ」の醸造担当者も兼任している。現在はプエンテ・アルト・セラーで主任ワインメーカーに任命されてい ます。「我々の長年にわたるブドウ畑の優れた栽培管理によって、果実に由来する最高の凝縮感と個性を引き出してきたことが、マルケスのスタイルの伝統になっています。毎日のなん らかの変化に対するチャレンジの連続、ワインメーカーはまるでアーティストのようです。」

アメリアとは
「アメリア」は、ドン・メルチョー氏がもっとも愛した姪の名前です。コンチャ・イ・トロ社設立に貢献した彼女を称えて造られたました。シャルドネの栽培地として注目を集めるカサ ブランカ・ヴァレーの中でも、最も土壌・微小気候の条件が良いとされる畑、「エル・トリアングル」で収穫されたぶどうを使用。コンチャ・イ・トロ社最高品質のシャルドネを名乗る ために、その品質にふさわしいぶどうが収穫された年にしか、この「アメリア」は醸造されない希少品です。海に近く、朝霧の影響による冷涼な気候でシャルドネの名産地として名高い カサブランカ・ヴァレー。その中でも特に優れたミクロクリマを持つ三角形のエリアがエル・トリアングルです。単一畑のシャルドネのみを用いて造られます。
ワイン画像アップ

チリワイン|マルケス・デ・カーサ・コンチャ カルムネール 2019 コンチャ・イ・トロ
赤ワイン フルボディー

当店通常販売価格 ¥ 2,495 税込
会員特別価格 ¥ 2,460 税込
  • チリ
  • 赤ワイン・フルボディー
  • 麦ちゃん評価3.9点
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在庫数 3
ワイン情報
■タイプ
■ボディー
■産地 チリ ラペル・ヴァレー/カチャポアル・ヴァレー  DO ペモウ(Chile)
■ぶどう品種 カルムネール 90%  カベルネ・ソーヴィニョン5% メルロー5%
■生産者 コンチャ・イ・トロ
■熟成・醸造 ステンレスタンクにて発酵 フレンチオーク樽と大樽にて12カ月間熟成
■アルコール度数 14.0%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2023年1月6日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、ナッティーな風味、燻し香、杉の葉をイメージする青味の要素、シナモン・ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に濃縮した果実味がスパイスの風味とグリーンテイストを伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めで収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻はやや長く、果実の旨味と共に後味に収斂性を感じます。カシスやブルーベリーを思わせる濃縮感ある果実味、やや強めに感じるグリーンテイストとスパイスの風味、比較的豊かな酸を感じ、力強く骨格のしっかりしたヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点
お料理バナー

豚肉の黒胡椒炒め、スパイシーチキン、レバニラ炒め、ホイコーロー

2017年ヴィンテージコメント (2019年10月14日試飲)

カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、燻し香、木質香、カラメル香、黒糖、杉の葉をイメージする強めなグリンテイストなどが複雑に豊かに香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が香りから想像するようなグリーンテイストを伴って豊かに広がります。アルコールを強めに感じ、ボリュームがあり、比較的豊かな酸と程よいミネラルを感じ、骨太で力強く飲み応え充分です。タンニンは強く収縮感がありやや荒々しいイメージは残すものの尖った印象はありません。余韻は長く後味に果実の旨味と共に収斂性をやや強めに感じます。凝縮した果実味にやや強いグリーンテイストが溶け込み、ボリュームがあり骨太で力強く、未だ荒々しい印象を残す、今後の熟成が期待出来るポテンシャルの高い1本です。

麦ちゃん評価 4.0点
2016年ヴィンテージコメント (2018年10月5日試飲)

カシス、乾燥プラムなどを思わせる果実香、ヴァニラ香、カラメル香、ナッティーな風味、強めに感じる杉の葉、ピーマンを意識する青味の要素、木質香、燻し香、ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮した濃いけれど柔らかい果実味が豊かに広がります。程よい酸と強いミネラルを感じ、骨太で力強く、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めですが、あくまでも柔らかく荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に、後味に苦味の要素が強く現れます。凝縮感あり、スパイシーで力強く飲み応えありますが、グリーンティストを強めに感じ、タンニンはあくまでも柔らかく、バランス良くまとまったヴィンテージと言えます。

麦ちゃん評価 3.9点
2015年ヴィンテージコメント (2017年8月12日試飲)

プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、ナッティーな風味、シナモン・胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に程よい凝縮感のあるジャミーでチャーミングな果実味が豊かに広がります。膨らみある味わいで、程よい酸と適度なミネラルを感じ、旨味豊かですが、ボヤケタ印象はありません。タンニンは強めですがシルキーで柔らかく荒々しいところはありません。余韻は長く、ジャミーで優しい果実味が後味に心地よく残ります。ミディアムからフルボディーで、ジャミーで柔らかな果実味が心地よく、力強いイメージも受けますが、バランス良くまとまった素直に旨味が広がるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.0点
2013年ヴィンテージコメント (2017年6月10日試飲)

アメリカンチェリーのジャム、プラムのジャム、イチジクなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、カカオの風味、木質香、ナッティーな風味、胡椒・ナツメグなどのスパイス香なそが香ります。口の中にジャミーで濃縮感のある意外に優しい果実味が広がります。膨らみがあり、ふくよかで、綺麗な酸とミネラルを感じ、旨み豊かですが、骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強めですが、荒らしいところはなく、柔らかくシルキーです。余韻は長く、果実の旨味が後味にも長く残る印象です。ジャミーで濃縮感ある果実味が、旨味たっぷりに広がり、適度な骨格と力強さも感じますが、柔らかく心地良い、余韻の長い1本です。

麦ちゃん評価 4.0点
2012年ヴィンテージコメント (2014年8月15日試飲)

ブラックベリー、カシスなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、燻し香、木質香、鉱物を感じるミネラル、埃っぽい要素、大地のイメージ、ナツメグを思わせるスパイス香などを感じます。口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。アルコールを強めに感じ膨らみがあり、適度な酸を備え骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強くやや収縮感があり、荒々しいイメージを感じますが、尖ったところはありません。余韻は長く、果実の旨みと共にナッティーな風味、ミルキーな風味などが現れます。程よい凝縮感のある濃い果実の旨みが広がる強く荒々しいタンニンが特徴的な骨太で飲み応えあるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点
2011年ヴィンテージコメント (2013年4月11日試飲)

カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、杉・植物の茎を思わせる青味の要素、黒糖、カラメル香、ヴァニラ香、カカオの風味、木質香、埃っぽい要素、大地のイメージなど複雑に豊かに香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。比較的豊かな酸があり骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強く、収縮するものがあり、荒々しく感じますが、尖った印象はありません。凝縮した果実味と共にカカオの風味やカラメルの風味が現われます。余韻は長く、後味に凝縮した濃い果実の旨味と収縮するタンニンが残ります。凝縮感のある濃い果実味が広がるパワフルで飲み応えある骨太の1本です。今後の熟成によりさらに良くなると思われます。

麦ちゃん評価 4.0 ~4.1点
2010年ヴィンテージコメント (2012年8月4日試飲)

煮詰めて濃厚にした印象のプラムのジャム、干しプラムなどを思わせる果実香が主体です。胡椒・ナツメグなどのスパイス香、カカオ・ナッツの風味、鉱物を感じるミネラルなどが加わります。口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。タンニンは強く収縮するものを感じ、荒々しい印象を受けます。酸は比較的豊かですのでぼやけた印象はありません。パワフルで力強く、濃厚で爆発的な果実の旨味が膨らむ飲み応えある味わいです。余韻は長く、後味に凝縮した濃く甘酸っぱい果実の旨味と収縮するタンニンなどが残ります。今後の熟成により落ち着きを見せればさらに美味しくなると期待したい1本です。

麦ちゃん評価 3.95~4.05点

※麦ちゃん評価とは?