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ピノ・ノワール
ヴィーニャ・ファレルニア
近年注目を集めるDOエルキ・ヴァレー
ミディアムボディーで、優しい果実の旨味が素直に広がります。
透き通るイメージの、クリーンでチャーミングな、心地良いピノ・ノワールです。

麦ちゃん評価:3.9点


近年注目を集めるDOエルキ・ヴァレー

最も北に位置するワイン産地
チリワイン革命と
言っても過言ありません!


南北に長いチリでワインの生産地域は中央部に限られて
います。その中でも中央部のセントラルヴァレーとその北
のアコンカグア地方が最も主要なワイン生産地です。

しかし近年さらに北に位置するコキンボ地方で素晴らしい
ワインが造られようになりました。

DOリマリ・ヴァレー
DOチョアパ・ヴァレー

そしてDOエルキ・ヴァレーです!

エルキ・ヴァレーは年間平均降水量70mm

ほとんど雨が降りません!

そして霜のリスクはゼロ!

(灌漑設備が必要です)

1998年にヴィーニャ・ファレルニアが設立されるまで、生食用や
ブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていませんでした。
この地でワイン造りを始めることは革新的なことだったのです!

そして年を重ねる毎に素晴らしいワインとなっています♪


ヴィーニャ・ファレルニア Vina Falernia

イタリア・トレンティーノから12歳の時に移住し、ブランデーの会社を経営するアルド・オリビエ・グラモラ氏(写真右)と、エノロジストのジョルジオ・フレッサティ氏(写真中央)の出会いから、1998年に設立されたのがビーニャ・ファレルニアです。フレサティ氏は、1995年に観光目的で初めてエルキ・バレーを訪れ、その時、「どうしてこの素晴 らしい渓谷でワインを造らないのか!」と思い、その翌日にはワイン造りを決意しました。それから、数時間おきに風や湿度、気温などの気候条件を毎日計測し、徹底的に調査しました。調査は2年間続き、1997年、ベストと思う場所に葡萄を植えました。それまで生食用やブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事でした。情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、チリの主要な生産地からはるか遠く離れたエルキ・ヴァレーを、計り知れないポテンシャルをもつ素晴らしいワインを生む葡萄畑へ変貌させるという目標が、原動力になっているのです。畑はエルキ・ヴァレーの4箇所に別れており、それぞれ特有の気象条件をもっています。ティトンは、標高350mで海岸から近く、海からの冷たい風のため標高がもっとも低いにもかかわらず一番涼しい畑です。セミヨン、リースリング、シラー、サンジョベーゼ、ソーヴィニヨン・ブランを栽培しています。ペドロガールは、標高600mで、40haあります。カルムネール、カベルネ ソービニヨン、シラーを栽培し、川の流れを変えて畑を作ってします。ビクニャは、標高600mで、畑を横断するように灌漑用の用水路が引かれています。カルムネール、シラー、カベルネ ソービニヨンを栽培。ファンタは、標高1700~2070mで、30ha。おそらく世界で最も高い場所にある葡萄畑のひとつで、日中は焼けるほど暑く、日が落ちると途端に寒くなるという、寒暖の差の激しいと場所です。ペドロ ヒメネス、ムスカテル、ソービニヨン ブランが栽培されています。他が石ころだらけなのに対して、ここは土しかありません。 酵母は発酵には人工酵母を、マロラクティック発酵は自然酵母を使用します。タンクやボトリングマシーンは、イタリアから輸入しました。ステンレスタンクは、同じ温度をキープするため、12cmも厚さがあるものを選んでいます。樽はフランス産とアメリカ産を使っています。どちらもカントンという樽会社のもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンを丸くする特徴があります。現在は225Lだけですが、大樽に移行していく予定です。フィルターは瓶詰め前に、赤は1回のみですが、白はマロラクティック発酵をしないので二次発酵のおそれがあるため2回通します。 ヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソンの共著にある「世界のワイン」のチリの項目に、「ビーニャ ファレルニアはさらに北のエルキでも2000m以上の高度で上質のワインを生産できることを証明した」と書かれています。ワインのラベルは、インカ文化の地上絵で、歴史を尊重して使っています。


商品画像

ミディアムボディーで、優しい果実の旨味が
素直に広がると共に、透き通るイメージの
クリーンでチャーミングな、心地良いピノ・ノワール
チリワイン|ピノ・ノワール 2013 ヴィーニャ・ファレルニア
赤ワイン ミディアムボディー

当店通常販売価格 ¥ 1,711 税込
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申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
■タイプ
■ボディー 中庸
■産地 チリ コキンボ地方 DOエルキ・ヴァレー (Chile)
■ぶどう品種 ピノ・ノワール
■生産者 ヴィーニャ・ファレルニア
■熟成・醸造 アルコール発酵後、全体の30%を樽に入れマロラクティック発酵 約6ヶ月間熟成
■アルコール度数 13.5%


麦ちゃんテイスティングコメント (2015年5月22日試飲)

アメリカンチェリーのジャム、フランボワーズなどを思わせるチャーミングな果実香、カラメル香、ナッティーな風味、カカオの風味、木質香、僅かに胡椒などスパイス香など豊かに香ります。口の中に優しいジャミーな果実の旨味が素直に広がります。程よい酸を備え、透明感のあるクリーンな印象の味わいで、タンニンも程よいものを感じますが、あくまでも柔らかく荒々しいところはありません。余韻は中庸で、チャーミングな果実の旨味が長く口中に残ります。ミディアムボディーで、優しい果実の旨味が素直に広がると共に、透き通るイメージの、クリーンでチャーミングな、心地良いピノ・ノワールです。

麦ちゃん評価 3.9点  ※麦ちゃん評価とは?