2014年ヴィンテージコメント
(2018年2月12日試飲)
カシス、干しプラムなどの果実香、カラメル香、燻し香、木質香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、カカオの風味、杉の葉をイメージする青味の要素、胡椒・ナツメグなどのスパイス香、
鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮感ある濃い果実味が程よい樽熟成から由来する風味と青味の要素を伴って豊かに広がります。アルコールを強く感じボリュームがあ
り、程よい酸とミネラルに富み、骨太で骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強めですが、シルキーで柔らかく荒らしいイメージはありません。余韻は長く果実の旨味と共に、僅
かに苦味と収斂性が現れます。凝縮した濃い果実味が、心地よい青味の要素を伴って豊かに膨らみ、ボリュームがあり骨太で飲み応えありますが、意外にバランスよく洗練された1本です
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