典型的な地中海性気候のマクラーレン・ヴェイルでプレミアムワインを造る
オーナーのリー・フロレンツは、若い頃からよくワインを飲んでいるうちに、次第にワインに傾倒するようになりました。実家が建築会社を営んでおり、その仕事仲間を通じて葡萄畑の経営を学びました。そして、フィネスと持続性があり、バランスの良い力強い赤ワインが造りたいという思いから、自分自身のワイナリーを設立し、ワイン造りをしたいと考えました。そして、マクラーレン・ヴェイルに3世代続く葡萄畑を買いました。
マクラーレン・ヴェイルは典型的な地中海性気候で、セント・ヴィンセント湾からの風が夏の暑さと冬の寒さを和らげています。夏は暑く冬はおだやかな気候で、収穫期にはほとんど雨は降らず、霜もめったにみられません。これは栽培家にとっては理想的な環境です。葡萄は、マクラーレン・ヴェイルの土壌と気候に最適なシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。毎日畑へ出向き、畑全体を健全に保つために様々な方法(灌漑、防虫など)を用いて管理しています。収穫量は低く抑えています。また、アデレード・ヒルズで、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ等、白ワイン用葡萄の栽培もしています。