1999年、ポール・ホブス氏はパートナーであるアンドレア・マルキオリとルイス・バロードと共にアルゼンチンのメンドーサにヴィーニャ・コボス・ワイナリーを設立しました。このワイナリーではオールド・ヴァインで高く評価されているマルキオリ・ヴィンヤードのウルトラ・プレミアム・ワインを造ることを目的としています。ヴィーニャ・コボスの多くのワインは100%マルベックから造られるワインで、このマルベックはメンドーサ川流域の岩の多い水捌けの良い土壌で育ち、果実は驚くほど純粋な個性を表現しています。ヴィーニャ・コボスの デビューであった1999年コボス・マルベックは国際的なワイン・コミュニティーの注目を引き起こし、その後も続くヴィーニャ・コボスのワールド・クラス・ワインの舞台を作り上げました。
◆ポール・ホブス氏について◆
ポール・ホブス氏は1978年にナパ・ヴァレーのロバート・モンダヴィ・ワイナリーでワイン・メーカーとしてのキャリアをスタートしました。その後の25年間、彼はモンダヴィ、オーパス・ワン、ソノマ・カウンティにあるシミ・ワイナリーや、また醸造コンサルタントとしてチリやアルゼンチンでその技術と専門知識に磨きをかけました。この間、ポール氏はヨーロッパの主要ワイン産地を頻繁に訪れ、さらなる技術やアイデアを蓄積しました。そして1991年にカリフォルニアにポール・ホブズ・ワイナリーを、1999年にはアルゼンチンにヴィーニャ・コボスを設立しました。