創業者のアルフレッド・シャイドは、元農地向けに融資を行う投資銀行に勤務していましたが、ある投資先のワイナリーからヴィンヤード・マネージメントのビジネスを薦められ、これに興味を持ち、1972年から葡萄栽培を開始します。複数のワイナリーと長期契約を結び、モントレー・カウンティにおいて早期からブドウ畑を拡大していきました。元バンカーという経歴からか、アルフレッドは葡萄栽培の工程を徹底的に分析・データ化します。そのためにGPSや専門プログラムを用いるなど、伝統や "しきたり" に囚われることなく、最新設備を用いて地勢や土壌ごとに適切な品種の植え付けを行いました。また最新のウェブカメラを各ブロックに設置し、リアルタイムで樹の成長やブドウの糖度、土壌の保水量が監視できるシステムをも確立しました。かつてモントレー・カウンティのブドウ栽培は、天候や収量によって品質が大きく左右しており、それが葡萄の信頼度にそのまま繋がってしまっていました。しかしアルフレッドの取り組みにより、彼らの葡萄はコンスタントに質の高い育成が可能となり、モントレー全体の品質向上に、シャイド家が大きく貢献したと言われています。
100% 再生可能エネルギーを使用!
タサハラ ピノ・ノワールは、カリフォルニア州モントレーにあるシャイドファミリーの持続可能な認証を受けたブドウ園から来ています。タサハラという名前は、先住民が精神的なエネルギーを新たにするために行くという伝説がある有名なタサハラ温泉に由来しています。シャイドファミリーは、風力タービンの形で100%再生可能エネルギーを使用しています。ブドウ園は、モントレー湾からの涼しい気候と海の影響、そしてこれをユニークな微気候にするのに役立つ周囲の山々の恩恵を受けています。100%エステートで栽培されたブドウから造られています。