こんにちは(^。^)
ソムリエ麦ちゃんです
さて、本日のご案内は
上手く熟成して飲み頃を迎えたブルゴーニュの赤ワイン!
2000年ヴィンテージです♪
ブルゴーニュ・ルージュ クルティエ・セレクション 2000
2,170円税込
複雑で豊潤な香りに包まれています。
そして、未だ健全な果実味を感じます。
上手く熟成したブルゴーニュです!
まずは、麦ちゃんテイスティングコメントご覧下さい
ややレンガ色を帯びたルビー色の外観が熟成を感じさせます。
フランボワーズのジャム、チェリーを思わせる果実香、
ヴァニラ、ミルキーな風味、ナッツ、カラメル香、発酵食品香、
木質香、僅かにスパイスなど複雑に豊かに香ります。
口の中に香りから感じるようなややジャミーな印象の
優しい果実味が広がります。
比較的豊かな酸を感じ、メリハリある味わいです。
適度なタンニンを感じますが、
こなれた印象で尖ったところは感じません。
ミディアムボディーで余韻も中庸、
後味に未だ健全な甘酸っぱい果実味と
少しヒネた(古びた)印象の複雑味が残ります。
バランス良くまとまった非常に上手く熟成したブルゴーニュと言えます。
何故、このような熟成したブルゴーニュが
リーズナブルな値段で手入るのでしょうか?
このワインはクルティエ・セレクションとネーミングされています。
まずは「クルティエ」とは何かを理解しなくてはなりません。
クルティエとは、フランスのあらゆるワイン産地で活躍するワイン仲介業者で、
ほとんどは一匹狼的にビジネスを展開しています。
ブルゴーニュには公式登録で約70人のクルティエがおり、
それぞれの“縄張り”のぶどう栽培家やドメーヌを熟知した上で、
生産者からネゴシアンへのぶどう果汁・樽・ビンでの販売の仲介をしています。
腕一本で勝負する彼らの世界は浮き沈みも非常に激しく、
一度でも不味いものを紹介したらすぐ噂が立って明日から廃業という、
まさしく真剣勝負の世界です。
クルティエ・セレクションはワイン輸入業を営むヌーヴェル・セエクションが、
ブルゴーニュの有力クルティエ達とタイアップし、
彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの極めて高いワインを
“シュル・ピル”(ラベルを貼らないビン販売)によって買い付け、
共通ラベルを貼ってお届けするものです。
すなわち、ドメーヌから瓶買いしたワインに、
新たにクルティエ・セレクションのラベルを貼って販売しているということです。
生産者の名前を出さないことが買い付けの第一条件となっています。
そして、このクルティエ・セレクションは、日本人醸造家「仲田晃司」氏が
代表を務める「ルー・デュモン」の全面協力を受けています。
本当に良いものを厳選して日本に紹介するため、万が一、
日本人の味覚に合わないことをクルティエ達が分からずに紹介したものは、
仲田氏とインポーターの責任でそれを弾くことになっています。
また、ビン買い時のチェック、ラベル貼りなどもルー・デュモンで行っています。
クルティエ達が見つけてくるワインは、畑の所有面積が大きく、
もともとの生産量が多い生産者が販売しきれないであまってしまったけれど、
自らの銘柄では安売り出来なかったワインや、
栽培とワイン造りで手一杯で販売やマーケティングに
十分に手がまわっていない生産者の良質なワインです。
だから、高品質ですが、非常にお買い得となるのです。
そして、さらに麦ちゃんが試飲して
納得したものだけを皆様にご紹介します。
是非一度お試し下さい。