ポール・クルーヴァーでリーズルさんと再会
ステレンボッシュから約1時間、朝8時半頃エルギンのポール・クルーヴァーに到着
昨年に引き続き2度目の訪問です。
昨年は雨が降ってしまい、畑を見ることが出来ませんでしたが、
今回はリーズルさんの運転するSUVで畑を案内して頂きました。
リーズルさんは社長ポール・クルーヴァー氏のお姉さんでマーケティングマネージャーです。
昨年大きな山火事がおき、ブドウ畑は大丈夫でしたが、
サイクルロードのほとんどが焼けてしまったと悲しい出来事があったようです。
車で敷地内を案内して頂くのに20分以上かかる広大の敷地内に火事の跡が残っていました。
ポール・クルーヴァー畑は盆地状のエルギンの中でも高台にあり、
他のエルギン地区は1100ml~1200mlの年間降水量があるのに対し、
ここは650mlしか降らないということです。
ですので凝縮した良いブドウがとれるのですが、
灌漑の設備が必要で人工の池が所々に点在していいます。
高台は非常に風が強く、涼しい気候を体感出来ました。
途中リンゴの収穫の車に出会いました。
エルギンはリンゴの産地としても有名です。
ポール・クルーヴァーは巨大なリンゴ生産カンパニーでもあります。
まだ真っ暗い早朝4時より収穫がはじまり、ブドウの醸造が始まっていました。
次のアポイントメントがあり、時間がなかったので
シードルのテイスティングだけさせて頂きました。
クルーヴァー・ジャック シードル
アルコール度 4.5% 330ml
炭酸ガス注入方式
フレッシュで複雑味はないがリンゴの味が素直に伝わる印象
やや甘口の心地よく爽やかなイメージ
麦ちゃん評価 3.85点
ポール・クルーヴァーの敷地内のレストラン
社長のポール氏は今夜出かけるとのことで、
今回もう会えない可能性があるので念のため記念写真を撮っておきました。
それではロングリッジに向かいます。