仲良し兄弟で経営する規模が大きい家族ワイナリー
1928年設立のステレンボシュ地区の名門。
現在は兄弟二人がワイナリーを運営しています。
兄コビー氏はブドウ栽培と経営を担当
弟ターティス氏は製造とマーケティング担当
ワイナリーに入る前は兄弟それぞれ別の道を選んでいたと言います。
兄コビー氏会計の勉強を、弟ターティス氏は歯医者の道を目指していたとのことです。
家族経営のワイナリーとしては、ブドウ畑だけで500haを所有し、200ha栽培し
ブティック・ワイナリーでありながら規模が大きいワイナリーと言えます。
畑はヘルダーバーグとボタラリー、デヴォンヴァレーの3箇所あり、
全て自社ブドウで、古いブッシュヴァインの畑が多く35年以上の樹齢11%にも及びます。
ボタラリーは白特にシュナン・ブランの産地として知られています。
全部で11アイテム試飲しましたが、
その中でも特に気に入った4アイテムです。
ホワイト サンソー 2017
ブドウ品種はサンソー・ブラン
初めて聞く名前です。
麦ちゃん評価 4.35~4.4点
熟したアンズ、ドライフルーツ、ヴァニラ香、ハチミツ香、
熟した果実の旨味膨らむ、酸有、ミネラルに富んだ、余韻の長い、
次第にアミノ酸をイメージする旨味が広がります。
アフター・エイト シラーズ 2015
樹齢28年 白ワインの実験的に植えたシラーズの様々なテイストの中心のシラーズ
50%全房 天然発酵 樽熟50% 16ヶ月
麦ちゃん評価 4.4点
カシス、乾燥プラム、スパイス、樽の風味は心地よい、
力強く飲み応えあるがあくまでも繊細です。
サンソー 2017
麦ちゃん評価 4.25点
樹齢41年 42%全房
2~3年樽で
すみれの花、
非常に綺麗なサンソー、余韻は長く、まるでピノ・ノワールのようです。
オールド・ヴァイン シュナン・ブラン 2017
4.35点
20%フレンチオーク、80%ステンレス
低温発酵で時間をかけて発酵
僅かに樽の風味、熟したアンズ、旨味豊かで余韻が長いがあくまでも綺麗です。
この4アイテムは入荷する予定です。
家族経営とは言え大規模な醸造設備です。
巨大なステンレスタンク
タンクなどの冷却は全て水を循環させて行います。そのためのポンプです。
収穫されたシュナン・ブラン
除梗され選別も自動で行われます。
エアー式の圧搾機
沢山の在庫もきちんと管理されていました。
家族経営で大規模でありながら、全てが自社ブドウから生まれるワインは、
非常に高品質でリーズナブルな価格設定が行われています。
仲良し兄弟の造るワインに今後も目が離せません!