南アフリカの2組の人気生産者が来日され
セミナーが東京にて開催されたので参加しました。
著名な女性醸造家兼オーナーのキャサリン・マーシャルさん
グレネリーの輸出責任者(エクスポート・デイレクター)リア・ジョンズ・ポヴェダさん
12時30分からと15時からの2部制で開催され、
麦ちゃんは第1部に参加しました。(約20名の参加者)
通訳は南アフリカワイン専門商社の三宅さんが担当
レジメも用意されていました。
最初にキャサリンさんから自身のワイナリーの説明があり、
続いて、土壌が違う2つのピノ・ノワールの比較試飲を行いました。
キャサリン・マーシャル ピノ・ノワール オン サンドストーン ソイルズ 2020
キャサリン・マーシャル ピノ・ノワール クレイソイルズ 2022
南アフリカには非常に古い土壌があり、サンドスート―ン土壌は約5億年前に遡り、
風化した砂石状の土壌で、クレイソイルズ土壌は粘土質が混じった約3億5千年前の土壌です。
キャサリン・マーシャル ピノ・ノワール オン サンドストーン ソイルズ 2020
ややオレンジがかった色調で、よりスムーズに溶け込む印象です。
キャサリン・マーシャル ピノ・ノワール クレイソイルズ 2022
ヴィンテージが若いせいもありますが、まだ色調は紫色が強く、前者に比べしっかりした
骨格を感じます。
いずれにせよ、両者共に非常にチャーミングでピュアなピノ・ノワールです。
グレネリーの輸出責任者リアさんより、グレネリーの歴史やワイナリーの説明がありました。
フランス・ボルドー・ポイヤック2級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの
元オーナー、メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人
ピションをスーパーセカンドと言わしめるほどに繫栄させたことで知られていますが、
ピションを売却して南アフリカに一家で移り住みグレネリーを興しました。
5月17日が誕生日で98歳を迎えられるそうです。
フラッグシップのレディー・メイ2016と2010の比較試飲です。
グレネリー レディー・メイ 2016
2016年は非常に難しい年だとういう事でしたが、
偉大なワインに違いはありません。
グレネリー レディー・メイ 2010
熟成によりややレンガ色を帯びています。
おそらく樹齢が若いせいもあるでしょうが、未だ固い感じでした。
2010も難しい年だったとのことです。
セミナー終了後、自由試飲となり、2ワイナリーのアイテムを再確認出来ました。
キャサリンさんとは4年ぶりの再会
非常に明るくチャーミング、きさくで魅力的な女性です。
リアさんとは初めてお会いしました。
4歳のお子さんのお母さんだそうです。
2017のレディー・メイはグレートヴィンテージだから楽しみにして下さいとのとと
フリーテイスティングしたワインの数々
麦ちゃんファイルを記念にプレゼントしました。
キャサリンには前回来日した際に差し上げましたが、
今回のはニューヴァージョンだと気づいてくれました。(やはり気遣いが繊細です)
キャサリン・マーシャル&グレネリー来日記念
南アフリカワインフェアーを今月中に開催します!
2生産者のアイテムを特別価格で販売する予定です。
乞うご期待下さい。