7月7日(火) 試飲ワイン
リースリング シュペトレーゼ トロッケン 2018
ゲブリュダー・シュテッフェン
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85+
テイスティングコメント
リンゴ、ピーチなどを思わせる果実香、ハチミツ香、オイリーな風味、石灰質を
感じるミネラルなどが香ります。口の中によく熟した果実味が豊かに広がります。やや残糖を意識しますが辛口の範疇です。比較的豊かな酸と程よいミネラルを感じ爽やかな印象で、メリハリある味わいです。余韻は中庸で、後味に果実の旨味と共に僅かに残糖感と心地よい収斂性が現れます。リンゴを思わせる旨味豊かですがフレッシュな果実の旨味がストレートに広がり、リースリングらしいオイリーな風味は心地よく溶け込み、綺麗な酸を感じ、やや残糖を後味に意識しますがあくまでも辛口の範疇のドイツワインです。
シャノン ロックヴュー・リッジ ピノ・ノワール 2017
ヴィンテージの変更による試飲です・
麦ちゃん評価 4.15点
テイスティングコメント
フランボワーズ、アメリカンチェリーなどを思わせる果実香、カラメル香、ミルキーな風味、ナッティーな風味、木質香などが香ります。口の中にジャミーでチャーミングな果実味が、心地よい複雑味を伴って素直に膨らむ印象です。綺麗な酸を感じ、透明感があり、繊細で優しい味わいです。タンニンはシルキーで柔らかく、荒々しいところはありません。余韻はやや長く、後味にもチャーミングな果実の旨味がいつまでも残る印象です。チャーミングで優しい果実味が心地よい複雑味を伴い素直に広がり、膨らみがあり、透き通る印象の綺麗で繊細で柔らかいヴィンテージです。