6月9日(火) 試飲ワイン
ダリア 2013
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.9点
テイスティングコメント
カシス、干しプラムなどを思わせる果実香、カラメル香、黒糖、ナッティーな
風味、ナツメグなどのスパイス香、杉の葉、ピーマンなどグリーンテイストなどが香ります。口の中に程い凝縮感ある果実味が心地よいグリーンテイストと樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めでやや収縮感はあるものの、荒々しいところはありません。余韻はやや長く果実の旨味と共に苦味と収縮感が後味に残ります。程よく凝縮した果実味が心地よいグリーンテイストと樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がり、タンニンは強めでしっかりした骨格を備えていますが、あくまでもシルキーでバランス良いヴィンテージです。
ショレイ・レ・ボーヌ 2017 シルヴァン・ロワシェ
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.15点
テイスティングコメント
プラム・アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、スミレの花、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、燻し香、僅かに動物臭などを感じます。口の中に濃縮感ある果実味が心地よい樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、透明感があり、しっかりした骨格を感じます。タンニンは強めですがシルキーで柔らかく荒々しいところはありません。余韻は長く後味に果実の旨味と共に苦味と収斂性がやや強めに残ります。ピノ・ノワールとしては凝縮感あり、力強いタイプですが、透明感はあり、複雑味を備え、膨らみある味わいです。今後の熟成が期待出来るポテンシャルの高い1本です。