昨晩の試飲ワインはこれです。
カヴァ・プレミアム・キュヴェ 2006 マス・デ・モノストロル
ヴィンテージ変更による再確認のテイスティングです。
このカヴァは、「ドンペリ」「クリュッグ」より好きだと
イギリスの評論家がワイン誌に掲載したため
大人気となったカヴァです。
ドンペリやクリュッグとはタイプが違うので比較の対象ではありませんが、
但し書きとして「自宅で楽しむなら」と前置きされているのに注意しないと
いけません。
「自宅で気軽に楽しむにはこのカヴァは最高だ」という意味で
理解したいと思います。
2005年ヴィンテージに比べ酸が強く
骨格のしっかりした味わいです。
優しい果実味は相変わらず健在です。
麦ちゃん評価 3.8点
テイスティングコメント
淡い色調のピンク色の外観(桜色に近いイメージの非常に綺麗な外観です)泡立ちはクリーミーで、細やかな泡がグラスの底から立ち上ります。アンズ、スモモ、レモンを思わせる果実香、ミネラル感、僅かにイースト香などを感じます。口の中での泡の刺激は優しく口当たりスムーズです。最初に、比較的豊かの酸が飛び込んでくる印象で、次第に優しい果実味を感じることが出来ます。酸が豊かですので、爽やかな印象を強く受けます。しっかりした骨格があり、芯には優しいチャーミングな果実味を感じます。比較的豊かな酸に支えられた骨格のしっかりした優しい果実味が徐々に現われるヴィンテージです。