一昨日よりレイダのシリーズの試飲をしています。
昨晩はレイダ・シャルドネのシングルヴィンヤードの
アイテムを試飲しました。
ファラリスフィルヴィンヤード シャルドネ 2008
麦ちゃん評価 4.0 (辛口評価の麦ちゃんにしては相当高得点です)
(3.5点で標準的ワイン 4.0以上なら傑作 4.5点以上で至高のワイン)
レイダ地区はチリの新興ワイン産地で2002年にDOとして
認められたまさに未知のワイン生産地域なのです。
ヴィーニャ・レイダは1997年に設立されたワイナリーで、
レイダ地区のパイオニアです。
ですから地区名をワイナリー名として名乗っています。
このヴィーニャ・レイダのアイテムは、今年の秋になって
いくつか試飲していますが、
麦ちゃんとしては、今年のベストワイナリーに
選出しても良いと思っているところです。
今現在、当店で販売しているのは、3アイテムのみですが、
今月の早い段階でレイダのラインナップを増やす予定です。
レイダ シャルドネ ファラリスフィルヴィンヤード 2008
麦ちゃん評価 4.0
テイスティングコメント
熟したリンゴ、パイン、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、カラメルの風味、ミルキーな要素、ヴァニラ香、僅かに木質香、ミネラル感など非常に豊かに香ります。口の中に比較的豊かな酸を伴った旨みたっぷりの果実味が広がります。メリハリある味わいではっきりした骨格があります。膨らみのある味わいで余韻も長く、後味に比較的豊かな酸を伴ったアミノ酸を思わせる旨みの要素が残ります。樽の風味は比較的抑えぎみで繊細でバランス良くまとまっています。比較的豊かな酸に支えられた繊細で優雅、しかも膨らみある味わいの素晴らしいシャルドネです。