一昨日の試飲ワインです。
チリのレイダのシリーズの試飲が続いています。
レイダ シャルドネ ロット5 ワイルド・イースト 2008
シャルドネのトップ・キュヴェです。
麦ちゃん評価 4.0~4.2
(3.5点で標準的ワイン 4.0点以上で傑作 4.5点以上で至高のワイン)
4.0~4.2と幅があります。
何故なら、現時点ですと4.0評価ですが、
熟成により点数を上げるに違いないと確信するからです。
恐らく10年以上は熟成して美味しくなるはずです。
10年後はもしかしたら至高のワインになっているかもしれません。
というのも、現時点では、様々な要素が高いレベルで主張し合い、
未だ融合しきれていない印象だからです。
販売予定価格 2,995円税込
テイスティングコメント
熟したメロン、熟したリンゴなどを思わせる果実香、蜂蜜香、少し強めのカラメル香、ミルキーな要素、ヴァニラ香、ミネラル感、オイリーな要素、僅かに樽熟成に由来する木質香など複雑に豊かに香ります。口の中に非常に強い酸が飛び込んでくる印象です。徐々に熟した果実を感じる旨みたっぷりの果実味が広がります。非常にメリハリある味わいで骨格がはっきりしたイメージで、膨らみがあり旨みの要素がじわじわ広がります。余韻も長く、後味に樽熟成から由来する苦味、酸を伴った果実の旨みなどが残る印象です。各要素が高いレベルで主張し合っています。非常に強い酸、熟した果実の旨み、樽熟成から由来する風味などが未だに融合しきれていない印象を受けます。今後の熟成によりとてつもないワインになりそうな期待感大の逸品です。