昨晩の試飲ワインも2アイテムです。
まずは白ワイン
アマニ シャルドネ 2007
南アフリカ初の黒人の女性醸造家による白ワインです。
このワインはピンク・リボンキャンペーンにも参加しています。
ヴィンテージ変更によるテイスティングです。
麦ちゃん評価 3.9~4.1
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
高得点ですが、
麦ちゃんポイントに幅があるのは今後の熟成に期待しての得点です。
テイスティングコメント
やや黄金色を帯びた輝くストローイエローの外観。アンズ、煮リンゴ、黄桃などの果実香、蜂蜜香、樽熟成から由来する木質香、カラメル香、ナッツ香、発酵食品を思わせる香り、エーテル香など複雑に豊かに香ります。口の中に、まず最初に比較的強い酸が飛び込んできます。次第に果実の旨みと樽熟から由来する苦味の要素が現われます。メリハリある味わいで、膨らみがあり、程よい余韻を感じます。後味にも酸を伴った果実の旨み、樽熟から由来する苦味、アミノ酸を感じる旨みなどが残ります。まだ固いイメージで酸が際立って感じますが、今後の熟成によりバランスがとれてくるだろうと思われます。今飲んでも楽しめますが、2~3年後に再度試したいワインです。
2本目はイタリア・ファルネーゼのアイテムです。
毎年ヴィンテージが変わる毎に試飲していますが、
今まで一度も採用されていないワインです。
今では、ファルネーゼの赤ワインで
当店で取り扱っていないのは、このワインだけなのですが・・・・
ドン・カミッロ 2009
ファルネーゼのオーナー「カミッロ氏」の名前が付いた
ファルネーゼの自信作です。
今回初めての採用です!!
麦ちゃん評価 3.85~4.0
これも今後の熟成に期待して点数に幅があります。
未だ、力強く荒々しいイメージです。
販売価格 1,795円税込
即、発注したので明日には納品予定です。
テイスティングコメント
プラム、ブルーベリーを煮詰めてジャムにしたような果実香が主体です。埃っぽい要素、胡椒などスパイス香、焦げた樽の風味、ヴァニラ香、ミルキーな風味、僅かに青味の要素などが加わります。口に含むと、濃縮した果実味と共に強い酸が飛び込んできます。タンニンは強く収縮するものを感じます。メリハリがあり、骨格がしっかりした味わいで、力強く飲み応えがあります。ボディー厚めで、余韻もやや長めです。力強い酸とタンニンが特徴的な、未だ荒々しいイメージの強いワインです。今後の熟成で、丸みを帯びてくれば一段と素晴らしいワインとなるでしょう。