予定では本日、東京での試飲会に出かけるつもりでした。
しかし、昨晩の大雪で断念しました。
案の定、午前中、中央自動車道は途中通行止めでした。
もし、早朝のバスに乗っていたら、
東京まで何時間かかるか分かりませんでした。
ぞっ~とします。
明日は、名古屋での試飲会に出かけてきます。
さて、昨晩試飲したワイン
赤ワインが2アイテムです。
いずれもヴィンテージ変更による試飲です。
1本目
コート・デュ・ローヌ テール・ド・ミストラル ルージュ 2009
麦ちゃん評価 3.8
(3.5点で標準的ワイン 4.0点以上で傑作 4.5点以上なら至高のワイン)
前ヴィンテージより骨格がしっかりして飲み応えあります。
販売価格1,195円税込だから充分満足でしょう。
引き続き採用します。
テイスティングコメント
熟したプラム、ブルーベリーのジャムを思わせる果実香、すみれの花、シナモンを思わせるスパイス香、僅かに燻し香などを感じます。口の中にやや濃縮した未だ新鮮なイメージの果実味が広がります。適度な酸があり骨格がしっかりしています。タンニンはやや強めで、収縮するものを感じます。適度なボディーがあり、余韻も中庸です。未だフレッシュで荒々しい印象の濃縮した果実を感じますが、基本的にはバランス良い味わいです。
2本目
マルケス・デ・ラ・コンコルディア 2008
スペインのワインの銘醸地『リオハ』の赤ワイン
もちろんテンプラニーリョ100%
麦ちゃん評価 3.85
これも合格
販売価格 1,535円税込
モダンなスタイルのリオハワインと言えます
テイスティングコメント
熟したプラム、フランボワーズのジャムを思わせる優しい果実香、すみれの花、ミルキーな要素、カラメル香、胡椒を思わせるスパイス香などを感じます。口の中に比較的豊かな酸を伴った果実味が広がります。タンニンは強めですが、尖っ
たところは感じません。やや収縮するタンニンを感じます。
適度な余韻があり、後味にも比較的豊かな酸を伴った優しい果実の旨みの要素が残ります。バランス良くまとまった印象ですが、力強さも備えた今後の熟成も期待出来る味わいです。1~2年後にさらに美味しくなると予想します。