テイスティング日記の投稿が
何日か出来ずにいました。
本日は4月28日に試飲した3アイテムの
テイスティング結果です。
スパークリングワイン1本
赤ワイン2アイテムのテイスティングです。
1本目スパークリングワイン
チボー ジャニソン ヴァージニア ブリュット 2006
フランス・シャンパーニュのギ・チボーの跡取りであった
チボー・ジャニソンが、実家は従兄弟にまかせてアメリカで
造り上げたスパークリングワインです。
アメリカ・ヴァージニアで造られます。
残糖分の少ないキリッとした辛口です。
麦ちゃん評価 4.0～4.1点
採用する予定です！
テイスティングコメント
グラスの底からキメ細やかな持続力のある泡立ちが立ち上ります。リンゴ、アンズなどを思わせるフレッシュな印象の果実香、イースト香、カラメル、トースト香、ミネラル感など豊かに香ります。口の中に感じる泡も、細やかでクリーミーで刺激的ではありませんので、口当たり優しく香りから想像されるようなフレッシュな果実味が広がります。比較的豊かな酸があり、爽やかな印象を強く感じます。残糖分少ないキリッとした辛口ですが、程よい膨らみがあり、徐々に果実の旨みが広がるイメージです。余韻も長く、後味にも酸を伴った優しい果実味と苦味などが残ります。クリーミーで持続力がある泡立ちが特徴的で、キリッとした味わいの中からフレッシュな果実味が現われるイメージの良質なワインです。
2本目赤ワイン
ジョセフ・ドルーアン コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2007
ブルゴーニュ屈指の造り手ジョセフ・ドルーアンのワインです。
非常にピュアでチャーミングなブルゴーニュです。
麦ちゃん評価 3.9点
販売予定価格 2,695円税込
取り扱う予定
テイスティングコメント
非常に色の綺麗な輝きのあるルビー色の外観。チェリー、フランボワーズを思わせる小さな赤い果実の香りが主体です。ヴァニラ、ミルキーな要素、僅かに木質香、発酵食品香などが加わります。口の中に香りから想像されるような優しい果実味が広がります。適度な酸がありメリハリある味わいです。透き通るようなクリーンな印象の、いかにもボーヌのピノ・ノワールらしいチャーミングな味わいです。タンニンは柔らかくとがったところはありません。ミディアムボディーで柔らかく、バランス良く心地よい味わいです。余韻も中庸で、後味にも優しいチャーミングな果実の旨みが残ります。
3本目赤ワイン
アナケナ カベルネ・ソーヴィニョン シングル・ヴィンヤード 2009
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85点
まずまずの評価です。
引き続き取り扱います。
テイスティングコメント
ブルーベリー、干しプラムを思わせる果実香、植物の茎・ピーマンなどの青味の要素が強め、ヴァニラ、カカオ、燻し香、胡椒などのスパイス香などを感じます。口に中に凝縮感ある果実味が広がります。適度な酸がありメリハリある味わいで、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めでやや収縮するものを感じます。ミディアムからフルボディーで、力強く飲み応えある味わいです。余韻もやや長く、後味にも濃縮した果実の旨みとやや収縮するタンニンが残ります。力強くやや荒々しさを感じますが、バランス良くまとまったヴィンテージです。
