4月29日にテイスティングしたワインです。
赤・白各1本
1本目白ワイン
コート・ド・ボーヌ ブラン 2008 ジョセフ・ドルーアン
ジョセフ・ドルーアンの白
非常に良い出来です。
未だ固いイメージですので、
今後の熟成が多いに期待出来ます。
麦ちゃん評価 4.0点
(3.5点で標準的ワイン 4.0点以上で傑作 4.5点以上なら至高のワイン)
傑作の仲間入りです。
販売予定価格 3,615円
採用予定です!
テイスティングコメント
リンゴ、熟したメロン、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、ヴァニラ、ナッツ、ミネラル感、オイリーな要素などを感じます。口の中に比較的豊かな酸を伴った果実の旨みが広がります。ミネラルの要素を感じ、メリハリある味わいではっきりした骨格を感じます。樽熟成から由来するカラメルの風味なども感じますが、その要素はそれ程強いものではありません。膨らみある味わいで余韻もやや長く、後味にも豊かな酸を伴った果実味、アミノ酸を感じる旨みの要素が残ります。比較的豊かな酸を感じる骨格のはっきりしたヴィンテージで、未だ固いイメージがありますが、3~5年の熟成でさらに美味しくなると思います。
2本目赤ワイン
シャトー・デ・ゼザール ルージュ 2009
ヴィンテージ変更のための試飲です。
麦ちゃん評価 3.8~3.85点
まずまずですので引き続き採用します。
テイスティングコメント
ブラックベリー、干しプラムを思わせる濃縮感ある果実香、胡椒シナモンなどのスパイス香、杉を思わせる青味の要素、燻し香、わずかにカカオなどを感じます。口の中にやや濃縮したフレッシュな印象の果実味が広がります。適度な酸があり骨格のはっきりした味わいです。タンニンはやや強めで収縮するものを感じますが、尖った印象はありません。ミディアムからフルボディーの味わいで力強いイメージもありますが、バランス良くまとまっています。余韻も中庸で、後味ににも濃縮したフレッシュ感ある果実の旨みと僅かに収縮するタンニンが残ります。