昨晩6月10日の試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
1本目
白ワイン
ボディーニ シャルドネ 2009
ヴィンテージ変更による試飲です。
ワイン名も「ブティーニ」から「ボディーニ」になりました。
budワイザーからのクレームによる名前変更です。
それほどアメリカで支持されているワインということです。
麦ちゃん評価 3.75点~3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
コスパ抜群です。
925円なら充分でしょう。
テイスティングコメント
リンゴ、アンズ、メロンなどを思わせる果実香、やや強めの燻し香、ミネラル感、樽熟成から由来する木質香、カラメル香など豊かに香ります。口の中に比較的豊かな酸を感じる果実味が広がります。メリハリある骨格のしっかりした味わいで、樽から由来する風味をやや強めに感じます。膨らみある豊かなワインですが、未だアンバランスな印象も受けますので、今後1~2年の熟成で落ち着きを見せてさらに美味しくなると思われます。余韻も中庸、後味にコンポート(シロップ漬け)を思わせる果実の旨みと、樽熟成から由来する苦味などが残ります。
2本目
赤ワイン
フェアヴュー プリモ ピノタージュ 2009
南アフリカのフェアヴューの高額アイテム
高額といっても2,485円税込です♪
麦ちゃん評価 4.1点
傑作です!
近日中に入荷予定です。
テイスティングコメント
ブルーベリー、ブラックチェリーのジャムを思わせる濃縮した果実の香り、ミルキーな要素、ヴァニラ香、カカオ、ナッツ、白胡椒などスパイス香など複雑に豊かに香ります。口の中に凝縮した旨み豊かな濃い果実味が広がります。酸は比較的豊かで、タンニンは強めで、メリハリのある力強い味わいです。タンニンは強めですが、尖ったところはなく、あくまでもシルキーで柔らかく丸みを帯びています。余韻も長く、後味にも濃縮したジャミーな果実の旨みと、独特な印象の苦味の要素が残ります。凝縮したジャミーな果実味と樽熟成から由来する風味がバランスよくまとまったワンランク上のピノタージュです。