一昨日、7月3日の試飲ワインは
スパークリングワインと赤ワイン各1アイテムでした。
1本目
スパークリングワイン
カステルロッチ カヴァ・ブリュット
非常にバランス良く、調理を選ばず何にでも合いそうな
突出した要素のない心地よいカヴァです。
麦ちゃん評価 3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずの味わい
1,895円税込
カステルロッチの上のクラスのカヴァと抱き合わせで検討します。
テイスティングコメント
泡立ちはクリーミーで細やかな泡がグラスの底から立ち上ります。
オレンジ、レモンなど柑橘系の果実香、メロン、洋梨ななど果実香、ミネラル感、僅かにイースト香、オイリーな要素などを感じます。口の中に香りから想像されるような柑橘系の優しい果実味が広がります。適度な酸があり爽やかな印象を受けます。程よい膨らみがありバランス良くまとまっています。クリーンな味わいで、突出した要素はなく、心地よいイメージですので、様々な料理のシーンに合いそうなワインです。余韻も中庸で、後味にも程よい酸を伴った優しい果実味が残ります。
2本目
赤ワイン
コート デュ ローヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2010 ドメーヌ・ダンデゾン
ヴィンテージ変更のための試飲です。
人気アイテムです。
麦ちゃん評価 3.8点~3.85点
基本的には前ヴィンテージと共通した印象です。
テイスティングコメント
非常に紫の色調の強い、色の濃い赤紫色の外観。ブルーベリーのジャム、プラムのジャムなどを思わせる果実香が主体で豊かに香ります。シナモン、胡椒などのスパイス、水飴などが加わります。口の中に凝縮感の強いフレッシュな果実味が広がります。非常に新鮮な濃い果実味です。適度な酸があり、しっかりした骨格を感じます。タンニンは強めですが尖ったところなく、バランスよい印象も受けます。後味に収縮するタンニンが現われます。ボディー豊かで、飲み応えがあり、余韻もやや長めです。まだ若い生き生きした凝縮感ある果実味が特徴的なヴィンテージです。