8月7日、日曜日の試飲ワインは3アイテムでした。
白1本、赤2本です。
1本目
白ワイン
パヌール シャルドネ リザーヴ オークエイジド 2010
かなりしっかりしたボディーの厚めなシャルドネです。
チリのお買い得アイテム
名前の通り樽熟タイプです。
麦ちゃん評価3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
販売価格1,130円税込
コスパに優れています。
テイスティングコメント
熟したメロンを思わせる果実香、パインやマンゴーのような南国の果実の香り、樽熟成から由来する木質香、ナッツ香、燻し香などを感じます。口の中に香りから想像されるような熟した印象の果実味が広がります。比較的豊かな酸があり、骨格のはっきりした豊かな味わいです。樽の風味はそれ程強く感じませんが、膨らみある味わいで、適度なボディーがあり、余韻も中庸です。後味にも比較的豊かな酸を伴った果実の旨味とわずかな苦味が残ります。トロピカルフツーツの旨味が広がる比較的豊かな酸に支えられた骨格のはっきりした味わいの豊かなシャルドネです。
2本目
赤ワイン
アルザス ピノ・ノワール 2009 ウンシュ・エ・マン
麦ちゃん評価 3.6点~3.7点
アルザスのリスリングに期待する
クリーンな透き通るようなイメージが湧いてこない・・・・・
残念です。
3本目、赤ワイン
サクラヴィーテ 2008
ヴィンテージの変更による試飲です。
イタリア・バジリカータ州のアリアニコ100%の赤ワインです。
麦ちゃん評価 3.85点~3.9点
かなりの高得点です。
Goodヴィンテージです。
テイスティングコメント
ブラックチェリーやプラムのジャムなどを思わせる果実香、胡椒などスパイス香、燻し香、ミルキーな要素のなどを感じます。口の中にやや濃縮した果実の旨味が豊かに広がります。適度な酸があり、メリハリある味わいで、タンニンはやや強めで、僅かに収縮するものを感じます。基本的にはミディアムボディーでバランス良い印象ですが、力強さも持ち合わせたGoodヴィンテージです。余韻はやや長く、後味に優しいけれど濃縮感ある果実の旨味が残ります。やや濃縮した優しい印象の果実の旨味が印象的な、ミディアムボディーですが力強いヴィンテージです。