昨晩、8月28日・日曜日の試飲ワインは、
スパークリングワインと赤ワイン1本ずつでした。
1本目、スパークリングワイン
クレマン・ド・ブルゴーニュ ヴィート&アルベルティ
麦ちゃん評価 3.9~3.95
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
極めて高品質なクレマン・ド・ブルゴーニュ
販売予定価格 2,530円税込
下手なシャンパーニュよりこれをオススメします。
テイスティングコメント
泡立ちは比較的細やかで、グラスの底から持続力のある泡が立ち上ります。熟したリンゴや煮リンゴを思わせる果実香、蜂蜜香、トースト香、イースト香、ミネラル感など豊かに香ります。口の中に、まず初めに比較的豊かな酸を感じ、次第に熟した印象の豊かな果実味が現われます。口当たりスムーズに感じますが、骨格のしっかりした味わいで、ミネラル感も膨らみ、爽やかな印象も感じます。旨味の要素が徐々に広がる豊かな味わいで、後味にも、比較的豊かな酸を伴った旨味の要素が長く残ります。
2本目 赤ワイン
アルビガー フンズコップ シュペートブルグンダー
シュペートブルグンダーとはドイツ語で「ピノ・ノワール」のことです。
ドイツのピノ・ノワールの赤ワインです。
ドイツのピノは薄い色調の軽いタイプが多いのですが、
これは比較的しっかりした色調で、程よい濃縮感もあり、
オススメ出来ます。
ドイツ・ラインヘッセンの若手生産者ケスター・ヴォルフのワインです。
麦ちゃん評価 3.8~3.85点
結構、高評価
販売予定価格 1,535円税込
テイスティングコメント
アメリカンチェリー、プラム、アンズなどを思わせる果実香が主体、ミルキーな要素、ヴァニラ香、キャンディー、僅かに樽熟成から由来する木質香などを感じます。口の中にややジャミーな印象の優しい果実の旨味が広がります。酸は比較的穏やかですので、旨味の要素をより素直に感じることが出来ますが、ぼやけた印象はありません。口当たり優しく、タンニンも柔らかく尖ったところは感じません。ミディアムボディーでバランス良く、癒し系の赤ワインです。余韻も中庸で、後味にもジャミーな印象の果実の旨味が残ります。