昨晩、8月30日、火曜日の試飲ワインは、
スパークリングワイン1本、赤ワイン1本でした。
1本目、スパークリングワイン
ブランケット・ド・リームー 2009
バランス良くまとまった印象の癒し系の
スパークリングワインです。
麦ちゃん評価 3.8点~3.85点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
販売予定価格 1,815円税込
テイスティングコメント
泡立ちはクリーミで、グラスの底から比較的細やかな泡が立ち上ります。オレンジ、洋ナシ、リンゴなどを思わせる果実香、蜂蜜香、僅かにトースト香、イースト香、ミネラル感などを感じます。口の中に程よい酸を伴った優しい果実味が広がります。口当たり優しく、適度な膨らみがあり、バランス良くまとまっています。程よい骨格があり、ミネラル感も広がります。爽やかな印象も受ける、癒し系の味わいです。余韻も中庸で後味にも優しい果実味と僅かに苦味の要素が残ります。
2本目、赤ワイン
ヴァルテリーナ・スペリオーレ グルメッロ 2007
イタリア、ロンバルディアのDOCGワイン
ブドウ品種はキアベンナスカ
ピエモンテではのネッビオーロ種です。
これは、買い得なネッビオーロの赤ワインです。
麦ちゃん評価 4.0点
かろうじて傑作の仲間入りです。
販売予定価格 2,260円税込
テイスティングコメント
乾燥プラム、熟したブラックチェリーなどを思わせるジャミーな印象の果実香、すみれの花、ヴァニラ香、樽熟成から由来する木質香、発酵食品の香り、カラメル、黒糖など複雑に豊かに香ります。口の中に熟した印象のややジャミーな果実味が豊かに広がります。完熟というよりやや熟し過ぎた印象の果実の旨味です。適度な酸があり、ぼやけた印象はなく、しっかりした骨格を備えています。タンニンは力強いものを感じますが、あくまでもシルキーで尖ったところはありません。アルコールもやや強めに感じ、ふくよかで飲み応えある味わいです。余韻も長く、後味ににもやや過熟ぎみのジャミーな果実の旨味を複雑味が長く残ります。