9月15日、木曜日
一昨日の試飲ワインは赤・白各1アイテムずつでした。
1本目、白ワイン
ヴァン・ド・ペイ・ドック シュナン・ブラン 2010
ヴィンテージ変更によるテイスティングです。
ラングドックでは珍しいシュナン・ブランのワインです。
麦ちゃん評価 3.7点~3.75点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
920円税込ですから
まずまずの評価と言えます。
引き続き採用します。
テイスティングコメント
洋ナシやメロンを思わせる優しい果実香が主体です。白い花のイメージ、僅かにミネラル感などを感じます。口の中に少し熟した印象の優しい果実の旨味が広がります。適度な酸がありバランスよくまとまっています。適度な膨らみがあり、心地良い印象の癒し系の白ワインと言えます。余韻も中庸で、後味にもやや熟したイメージの優しい果実味が残ります。
2本目、赤ワイン
フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズカット カベルネ・ソーヴィニョン 2009
フランシス・フォード・コッポラのディレクターズカット・シリーズ
44種類目、最後の試飲となりました。
2006年ヴィンテージの試飲もそうでしたが、
やはりこのカベルネ・ソーヴィニョンが一番品質が高いと思います。
麦ちゃん評価 3.9~3.95点
非常に高い評価ですが、
前回試飲した2006年ヴィンテージの方が
優れていたような気がします。
カリフォルニアらしい旨味の要素をたっぷり感じるカベルネです。
4,000円を超えるワインとして
少しインパクトに欠けるようです。
残念ながら今回は採用を見合わせます。
今回2009年ヴィンテージの4アイテム
フランシス・フォード・コッポラのディレクターズカット・シリーズでしたが、
採用にいたるワインがありませんでした。
決して悪いワインではありせん。
品質の高いシリーズですが、
値段とのバランスを考慮して結論つけました。
次ヴィンテージに期待します。