昨晩10月5日、水曜日の試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
試飲しなくてはいけないワインが数多くありますので、
しばらく休肝日なしで試飲を続けます。
飲み過ぎ、食べ過ぎに注意しよう。
飲み始めるとついつい止まらなくなってしまう・・・・・・
悪い癖です。
さて、昨晩の1本目
白ワインです。
レ・タンヌ ソーヴィニョン・ブラン 2010
ドメーヌ・ポール・マスの低価格帯のアイテムですが、
ラベルが一新されたので、テイスティングしています。
ヴィンテージは2010年と変わりませんが・・・・
麦ちゃん評価 3.75点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずの評価です。
895円税込ですから充分満足!
テイスティングコメント
グレープフルーツ、レモン、オレンジなどシトロン系の果実香が主体です。ミントなどハーブ、青草のような清々しさが加わります。口の中に、香りから想像されるような優しい柑橘系の果実味が広がります。比較的豊かな酸があり、非常に爽やかな味わいです。口当たり優しくスムーズですが、程よい膨らみがあり、単に軽いワインではありません。バランス良くまとまった心地良い味わいです。余韻は中庸で、後味にも豊かな酸を伴った柑橘系の果実味と清々しく感じるわずかな苦味が残ります。
2本目、赤ワイン
ぺピン・コンデ カベルネ・ソーヴィニョン 2009
先日、来日されたホセ・コンデさんのワインです。
麦ちゃん評価 3.8点~3.85点
まずまずの評価です。
販売価格1,535円税込だから合格でしょう。
テイスティングコメント
カシス、ブラックベリーを思わせる果実香、ヴァニラ香、ミルキーな要素、カカオ・ナッツの風味、僅かに胡椒などスパイス、青味の要素など複雑に豊かに香ります。口の中にやや濃縮した果実味が広がります。適度な酸があり骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強めで、僅かに収縮する印象で、苦味を感じる要素が残ります。どこか荒々しいイメージですが、基本的にはバランス良くまとまっています。ミディアムからフルボディーの味わいで、余韻は中庸です。後味にも凝縮感ある果実味と苦味を伴ったタンニンが残ります。凝縮感ある果実味とどこか荒々しさが残る飲み応えあるヴィンテージです。