一昨日、10月13日の試飲ワインは赤ワイン2アイテムでした。
1本目
カスターニョ・モナストレル 2010
ヴィンテージの変更に伴いラベルも一新されました。
麦ちゃん評価 3.8～3.85点
（3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン）
895円税込のワインとしてはかなり高い評価です。
コスパ抜群♪
パーカーさんはこのワインに89点の評価です。
89点は90点に限りなく近い評価ですので、
少し点数の付けすぎではないかと思ってしまいますが、
コストパフォーマンスに優れていることは確かです。
テイスティングコメント
ブルーベリーを煮詰めてジャムにしたような果実香や干しプラムを思わせる果実香、燻し香、シナモン・ナツメグなどスパイス香、ミルキーな要素、埃っぽい要素などを感じます。口の中にやや濃縮した果実味が広がります。適度な酸があり骨格のはっきりしたメリハリある味わいです。タンニンは強めで、僅かに収縮するものを感じますが、尖ったところはありません。ミディアムからフルボディーの味わいで、濃縮したジャミーな果実の旨味を素直に感じることが出来る今飲んで美味しく楽しめるヴィンテージです。余韻はやや長く、後味にもスパイスの風味を伴った果実の旨味とやや収縮するタンニンが残ります。
2本目
シャトー モンデジール 2008
これもヴィンテージ変更に伴う試飲です。
ボルドーの赤ワインです。
いかにもメルロ主体という味わいです。
麦ちゃん評価 3.85点
1,630円税込
引き続き採用します。
テイスティングコメント
カシス、ブラックベリーを思わせる果実香に、カカオやナッツの風味を強めに感じます。ヴァニラ香、ミルキーな風味、樽熟成から由来する木質香、大地のイメージなど豊かに香ります。口当たりスムーズでやや濃縮した果実味と香りから想像するようなカカオやナッツを思わせる複雑味を帯びた要素が膨らみます。適度な酸があり、ぼやけた印象はありません。タンニンは強めですが、柔らかくシルキーです。ミディアムボディーで柔らかく膨らみのある豊かな味わいです。余韻はやや長く、後味にもカカオやナッツの風味を伴ったやや濃縮した果実の旨味が残ります。
