10月30日、日曜日の試飲ワインは、
スパークリングワイン1本、赤ワイン2本でした。
1本目、スパークリングワイン
クレマン・ド・ロワール
酸の利いたしっかりした味わいです。
麦ちゃん評価 3.85点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずの評価です。
販売予定価格 1,935円税込
近日中に入荷予定
テイスティングコメント
青リンゴ、アンズ、洋ナシなどを思わせる果実香が主体です。
僅かにイースト香、海を意識する潮の風味、ミネラルの要素などを感じます。口の中に比較的強い酸が飛び込んでくる印象です。徐々に優しい果実味が現われる印象です。泡立ちはクリーミーで刺激的では無く優しいイメージですが、メリハリある骨格のしっかりした味わいです。爽やかでクリーンでミネラル感も豊かに広がります。余韻もやや長く、後味にも強めの酸とミネラル感を伴った優しい果実の旨味が残ります。比較的強い酸とミネラル感が特徴的な、爽やかで骨格のはっきりした上質なクレマンです。
2本目、赤ワイン
アラベラ・シラーズ 2010
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.75~3.8点
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャムやプラムのジャムを思わせる果実香、ブラックペッパーを思わせるスパイス香、燻し香、ミルキーな風味などを感じます。口当たりスムーズでジャミーな優しい果実味が広がります。適度な酸があり、ぼやけた印象はなく、メリハリある味わいでバランス良くまとまっています。適度なタンニンを感じますが、収縮するものはありません。ミディアムボディーですが力強さも備えた印象です。余韻は中庸で、後味にもジャミーで旨味豊かな果実味が残ります。ミディアムボディーでバランス良く優しいジャミーな果実の旨味を素直に感じるヴィンテージです。
3本目、赤ワイン
キャンティ・クラシコ クレメンテ7世 2008
麦ちゃん評価3.8点
まずまずの評価ですが、
キャンティークラシコとしては3.85点以上は最低必要です。
香りは複雑で豊潤ですが、
ボディーに膨らみが不足しています。
残念ですが・・・・・
採用を見合わせます。