昨晩、11月6日の試飲ワインは
赤白各1アイテムずつでした。
1本目、白ワイン
ラ・ダージョ・デ・ゼザール ブラン 2009
ベルジュラックのシャルドネ100%の白ワイン
ボルドーでシャルドネを造るようなものです。
麦ちゃん評価 3.95点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
あと一歩で傑作です。
酸がもう少しあれば傑作でしょう。
販売予定価格 2,085円税込
テイスティングコメント
やや黄金色を帯びた黄色の外観。リンゴ、アプリコットなどを思わせる果実香、蜂蜜香、カラメル香、ナッツ香、樽熟成から由来する木質香、オイリーな風味、ミネラル感などが複雑に豊かに香ります。口の中に旨味豊かな果実味が徐々に広がっていくイメージです。アミノ酸を感じるような旨味の要素です。酸は比較的に穏やかですので、爽快感はありませんが、ぼやけたイメージではありません。口の中にも樽熟成から由来する木質やカラメルの風味などが合わせて広がります。膨らみある味わいで、余韻は長く、後味にも樽熟成から由来する風味と果実の旨味の要素が残ります。非常に豊かでリッチな味わいです。酸味がもう少しはっきりしていれば間違いなく傑作の評価ですが、これはこれで特徴があり、バターが利いた魚のムニエルやチーズを使ったオーブン料理などに良く合うワインです。
2本目、赤ワイン
ライン39 カベルネ・ソーヴィニョン 2007
ヴィンテージが変わり試飲しました。
麦ちゃん評価 3.75~3.8点
前ヴィンテージ2006年の方が数段品質が高い。
カリフォルニアらしい果実の旨味が
広がらないのです・・・・・・・・・
残念ながら今回は採用を見合わせます。
世界の濃い系の赤ワインセットの1本ですが仕方ありません。