昨晩、11月12日、土曜日の試飲ワインは
赤白各1アイテムずつでした。
1本目、白ワイン
ラ・ミシオン シャルドネ 2011
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.75点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
低価格帯のシャルドネですので、
まずまずの評価でしょう。
テイスティングコメント
洋ナシ、メロンを思わせる優しい果実香、白い花、水飴、蜂蜜香などを感じます。口の中に比較的豊かで綺麗な酸を伴った優しい果実味が広がります。クリーンな印象で、程よい膨らみがあり、爽やかでバランス良くまとまっています。余韻は中庸で、後味にも比較的豊かな酸を感じる優しい果実の旨味が残ります。クリーンで優しい果実の旨味が広がるバランス良いシャルドネです。
2本目、赤ワイン
ムーラン・ナ・ヴァン ベルナディーズ 2009
昨晩、試飲したムーラン・ナ・ヴァンの上級キュヴェです。
樹齢80年の古樹のガメイから造られます。
麦ちゃん評価 4.0~4.1点
傑作の仲間入り!
販売予定価格 3,995円とかなり高価ですが。
極上のガメイと言えます。
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャム、ブラックチェリーのジャムを思わせる果実香、燻し香、ヴァニラ香、ミルキーな要素、カラメル香、カカオ、樽熟成から由来する木質香、僅かに獣臭、発酵食品香、胡椒などスパイス香など複雑に香ります。口の中にやや濃縮感ある果実味が広がります。比較的豊かな酸があり骨格のはっきりしたメリハリある味わいです。タンニンは比較的強めで、やや収縮するものを感じますますが、基本的には繊細で優雅な印象です。余韻は長く、後味にも旨味豊かな果実味とやや収縮するタンニンが残ります。未だ荒々しい印象ですが、繊細で優雅で、ブルゴーニュのピノ・ノワールに近い複雑味を感じることが出来ます。今後の熟成によりさらに素晴らしいワインになると期待出来ます。開くまでに相当時間がかかります。1時間前位の抜栓をおすすめします。