船便で2アイテムのノヴェッロが到着しました。
昨晩12月14日に試飲してみました。
11月6日から38日後です。
船で揺られてきたせいでしょうか。
かど取れてより優しく新酒らしい味わいになっています。
はっきり言って
「美味しさが増しています♪」
「より旨くなってます！」
カステッリ・デル・グレヴェペーザ ノヴェッロ・トスカーノ 2011
トスカーナの新酒です。
麦ちゃん船便の評価
3.8+点
（3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン）
3.8+点とは3.8点以上ということです。
11月6日時点のテイスティング時より評価が上がっています。
テイスティングコメント
やや色の濃い僅かに紫が強めの赤紫色の外観。ブルーベリーのジャム、キャンディー、水飴、すみれの花などが豊かに香ります。口の中に優しい新鮮な果実味が広がります。比較的強めな酸が現われ、メリハリある骨格のはっきりした味わいです。タンニンは程よいものがありますが尖った印象はありません。強い酸の中からフレッシュな果実味が現われる印象です。バランス良くまとまった印象で、余韻は中庸です。後味に、甘酸っぱいフレッシュな果実の旨味が残ります。解禁時と比べ非常にスムーズとなりました。比較的強めな酸に支えられた、フレッシュな果実の旨味が素直に広がるヴィンテージです。
11月6日時点の評価はこうでした。
3.75～3.8点
テイスティングコメント
やや色の濃い僅かに紫が強めの赤紫色の外観。
チェリーやストロベリーのジャムを思わせる果実香、燻しような風味、キャンディーや水飴の香りなどを感じます。口の中に比較的強い酸を伴ったやや濃縮感のあるフレッシュな果実味が広がります。タンニンは新酒としては強めですが尖ったところはありません。骨格のはっきりしたメリハリある味わいで、バランス良くまとまっています。旨味の要素は徐々に膨らんでくる印象です。余韻は中庸、後味にも強めな酸を伴った果実の旨味が残ります。比較的強い酸を感じるメリハリある味わいで徐々に旨味の要素が広がるＧｏｏｄヴィンテージのノヴェッロです。
続いてファルネーゼのノヴェッロです。
ファルネーゼ ヴィーノ・ノヴェッロ 2011
麦ちゃん船便の評価
3.8～3.85点
これも、11月6日時点のテイスティング時より評価が上がっています。
上記グレヴェペーザのノヴェッロとはタイプが異なります。
ほぼ同じ点数ですが、若干こちらの方が高い評価です。
テイスティングコメント
透けて通らない程色の濃いやや紫が強めの赤紫色の外観。
ブルーベリーのジャム、キャンディー、水飴、黒糖、バナナ、すみれの花など豊かに香ります。口の中にやや濃縮感のあるフレッシュな果実の旨味が広がります。適度な酸がありぼやけた印象はありません。新鮮な果実の旨味が素直に口の中で膨らみます。タンニンは新酒としてはやや強めですが、尖ったところはなく、解禁時よりスムーズになりました。余韻は中庸で後味にもやや濃縮したフレッシュな果実の旨味が残ります。新鮮な果実の旨味をたっぷり感じることが出来る最高のヴィンテージです。
11月6日時点の評価はこうでした。
麦ちゃん評価 3.8点
やはりファルネーゼは毎年安定した新酒を提供してくれます。
テイスティングコメント
透けて通らない程色の濃いやや紫が強めの赤紫色の外観。
ブルーベリーのジャムを思わせる果実香、キャンディー、水飴などの香り、潰したばかりの葡萄そのものの香りなど豊かに香ります。口の中にやや濃縮したフレッシュでジャミーな果実味が広がります。適度な酸があり、はっきりした骨格があり、バランス良くまとまっています。タンニンは新酒としては強めですが、尖ったところはありません。濃縮したジャミーな果実の旨味を素直に感じることが出来ます。余韻は中庸、後味にもフレッシュで旨味豊かなやや濃縮感のある果実味が残ります。 やや濃縮感のあるジャミーな果実の旨味を素直に感じることができるＧｏｏｄヴィンテージのノヴェッロです。
船便ノヴェッロ発売開始です！
