昨晩1月14日土曜日の試飲ワインは、3アイテムでした。
白ワイン1本、赤ワイン2本です。
1本目、白ワイン
スピア・シャルドネ 2011
南アフリカのシャルドネです。
ヴィンテージ変更のための試飲です。
麦ちゃん評価 3.8～3.85点
（3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン）
値段も下がって1,130円ならかなり高い評価です♪
爽やかで、適度な膨らみがあるバランス良くまとまった心地良いビンテージです。
テイスティングコメント
メロン、洋ナシを思わせる果実香、ヴァニラ香、ミルキーな風味、僅かに樽熟成から由来する木質香、ミネラルなどを感じます。口の中に比較的豊かな酸を伴った優しい果実味が広がります。爽やかな印象も受けますが、適度なボディーがあり、骨格のはっきりした味わいです。果実の旨味と共に樽熟成から由来するカラメルのような風味が僅かに広がります。非常にバランス良くまとまった心地よい味わいです。余韻は中庸で、後味にも優しい果実の旨味が残る印象です。爽やかで、しかも適度な膨らみがあるバランス良くまとまった心地よいヴィンテージと言えます。
2本目、赤ワイン
オークセイ・デュレス 2009 ジャン・フィリップ・マルシャン
麦ちゃん評価 3.8点
まずまずの評価ですが、
2,000円を超えるワインとしてはどうでしょうか？
膨らみが足りない・・・・・・
残念ですが採用しません。
3本目、赤ワイン
シャトー ラモット・ヴァンサン 2009
麦ちゃん評価 3.85+点
かなりの高い評価です。
1,795円税込ですから引き続き採用します。
テイスティングコメント
カシスや乾燥プラムなどを思わせる果実香、強めに感じるカカオやナッツの風味、ヴァニラ香、樽熟成から由来する木質香、僅かに胡椒などスパイス香などを感じます。口の中に濃縮感ある果実の旨味が広がります。適度な酸があり、骨格のしっかりした味わいで、タンニンは力強く僅かに収縮するものを感じますが、尖った印象はありません。ミディアムからフルボディーの味わいで力強さも備えています。余韻はやや長く、後味にも凝縮感ある果実味と樽熟成から由来する複雑味が残ります。濃縮した果実味と力強いタンニンが特徴的ですが、今飲んでも美味しく楽しめるヴィンテージです。もちろん今後の熟成も大いに期待できます。
