昨晩3月2日(金)の試飲ワインは白ワイン1本、赤ワイン2本でした。
1本目、白ワイン
シャトー・ミオドー ベルジュラック・セック 2008
セミヨン60% ソーヴィニョン・ブラン35% ミュスカデル5%
AOCはベルジュラックですが、
ほとんどボルドー白と言ってもおかしくありません。
販売予定価格 1,185円税込
麦ちゃん評価 3.85+点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
これはいい♪
近日中に入荷します。
テイスティングコメント
はっさく、レモンなどを思わせる柑橘系の果実香、燻し香、ミネラルの風味、青草、ハーブなどを感じます。口の中に強い酸が飛び込んで来ます。次第に香りから想像するような柑橘系の果実味が現われます。ミネラル感に富み、メリハリある骨格のはっきりしたキリッとした辛口です。爽やかでもあり、膨らみもあり、豊かな味わいです。余韻は中庸で、後味にも強い酸を伴った果実味、ミネラル感、アミノ酸のような旨味の要素などが残ります。非常に豊かな酸と、ミネラル感が広がるキリッとした爽やかで、豊かな味わいです。
2本目、赤ワイン
ファルネーゼ・プリミティーヴォ 2010
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価3.8点
前ヴィンテージと同様のイメージです。
テイスティングコメント
プラムやブラックチェリーをジャムにしたような香りが主体、スミレの花、水飴、僅かに植物の茎を思わせる青味の要素などが香ります。口の中に甘酸っぱいジャミーな果実味が広がります。口当たりスムーズで心地よく優しい味わいです。酸は比較的穏やかに感じますが、芯にはしっかりしたものがあり、ぼやけた印象はありません。タンニンは柔らかく丸みを帯びていて、尖ったところはありません。ミディアムボディーで柔らかく優しいジャミーな果実の旨味を素直に感じることが出来るヴィンテージです。余韻は中庸で、後味にも甘酸っぱいジャミーな果実の旨味が残ります。
3本目、赤ワイン
ドメーヌ・シャント・アルエット・コルメイユ 2001
サン・テミリオン グラン・クリュです。
ヴィンテージはボルドー右岸のGoodな年
かなり期待していましたが残念です。
香りは豊潤で複雑で文句のつけようがありません。
しかし予想に反して、旨味が広がらない・・・・・・・
麦ちゃん評価 3.85点
高得点ですが、3,000円程のワインなら4.0点に近い
評価が必要です。