昨晩、3月12(月)の試飲ワインは白ワイン1本、赤ワイン2本でした。
1本目、白ワイン
イル・モッジョ 2009 ゴレッティ
インポーターさんの試飲会時は高く評価したのですが、
実際じっくり試してみるとかなり評価が落ちました。
香りは実に素晴らしいのですが・・・・・・・
試飲会では100アイテム以上のテイスティングをするので、
ワインは口に含んで吐き出します。
ですからほとんど香りによる判断が中心です。
試飲会時点での評価は3.95点でしたが、
昨晩の評価は、3.8点です。
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
香りは実に素晴らしいのですが、
口の中で旨味の要素が広がりません。
2本目、赤ワイン
ロス・ピノス ティント バリッカ 2010
麦ちゃん評価 3.75+点
これも採用には至りません。
3本目、赤ワイン
J.ロアー セブンス・オーク カベルネ・ソーヴィニョン
ヴィンテージ変更によるテイスティングです。
麦ちゃん評価 3.85+点
テイスティングコメント
ブラックチェリーのジャム、カシスを思わせる果実香、ミルキーな要素、ヴァニラ香、カラメル香、胡椒などスパイス香、黒糖の香りなどを感じます。口の中に濃縮感ある旨味豊かな果実味が広がります。酸は比較的穏やかに感じますが、芯にはしっかりしたものがありぼやけた印象はありません。タンニンは強めで、収縮するものを感じますが、荒々しい印象はありません。力強く飲み応えあり、そして熟した印象の果実の旨味を素直に感じることが出来る心地良さも備えています。余韻は長く、後味に旨味豊かな果実味とやや収縮するタンニンが残ります。濃縮した果実の旨味がたっぷり広がる力強く飲み応えあるヴィンテージです。