昨晩、3月18日(日)の試飲ワインは赤2アイテムでした。
1本目
フィエスタ・デ・アスル・イ・ガランサ 2010
スペインのコスパに優れたワインです。
麦ちゃん評価 3,75+点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
995円税込のワインとしてはかなりの評価です。
テイスティングコメント
アンズのジャムやブルーべリーなどを思わせる果実香、華やかな花の香り、シナモン・胡椒などスパイス香、燻し香などを感じます。口の中に熟した印象のフレッシュな果実味が広がります。口当たりスムーズで優しく、バランス良くまとまっています。適度な酸があり、ぼやけた印象はありません。程よいタンニンを感じ、僅かに収縮するものがありますが、尖ったところはなく丸みを帯びた味わいです。ミディアムボディーで優しく心地良い味わいですが、骨格のしっかりしたワインです。余韻は中庸で、後味に熟した印象の果実の旨味と僅かに収縮するタンニンが残ります。
2本目
コロニア・ラス・リエブレス・ボナルダ 2010
アルゼンチンのボナルダ種による赤ワインです。
麦ちゃん評価 3.8+~3.85点
1,035円税込のワインとしてはかなりの高評価です。
テイスティングコメント
乾燥プラム、ブルーベリーなどの果実香、埃っぽい要素、胡椒などスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどを感じます。口の中に凝縮感ある濃い果実味が広がります。適度な酸があり、ミネラル感に富み、骨格のはっきりした味わいです。タンニンは強めで、僅かに収縮するものを感じますが、荒々しいイメージではありません。ストレートに旨味が広がるのではなく、徐々に旨味の要素が現われてくる印象です。濃縮した果実味が広がるミディアムボディーですが力強さも備えたバランス良くまとまったワインです。余韻はやや長く、後味にも濃縮した果実の旨味とやや収縮するタンニンが残ります。