昨晩、3月30日(金)の試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
1本目、白ワイン
ヴァン・ド・ペイ・デ・セヴェンヌ・ソーヴィニョン・ブラン
レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2010 ドメーヌ・ド・グルニエ
僅かに樽の風味を感じる綺麗なソーヴィニョン・ブランです。
麦ちゃん評価 3.85点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
販売価格 1,535円税込
値段的にも申し分ありません。
テイスティングコメント
リンゴ、オレンジ、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、カラメル香、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に熟した印象の優しい果実の旨味が広がります。適度な酸があり、クリーンな印象で爽やかでバランス良く心地良い味わいです。僅かに樽の風味が広がり、ナッティーな風味を感じます。余韻は中庸で後味に優しい果実の旨味と、樽熟成とミネラルから由来する苦味の要素が残ります。
2本目 赤ワイン
ニール・エリス カベルネ・ソーヴィニョン 2009
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85~3.9点
前ヴィンテージより評価が下がりましたがまずまずの評価です。
テイスティングコメント
カシス、ブラックベリーを思わせる果実香、ヴァニラ香、ミルキーな風味、カカオ、ナッツの香り、杉を感じる青味の要素、胡椒などスパイス香、大地のイメージ、埃っぽい要素など複雑に豊かに香ります。口の中に適度に濃縮した果実味が広がります。比較的豊かな酸があり、骨格のはっきりした味わいです。タンニンは強めでやや収縮するものを感じますが、荒々しい印象はありません。余韻はやや長く、後味に適度に濃縮した果実味とやや収縮するタンニンが残ります。