昨晩、4月3日(火)の試飲ワインは赤2本、白1本でした。
いずれもヴィンテージ変更による試飲です。
1本目、白ワイン
フェアヴュー ソーヴィニョン・ブラン 2011
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麦ちゃん評価 3.75~3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずの評価です。
テイスティングコメント
グレープフルーツ、レモン、洋ナシなどを思わせる果実香、強めに感じる燻したような風味、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に強めな酸が飛び込んでくる印象です。次第に柑橘系の優しい果実の旨味が現われます。爽やかな印象ですが、ミネラル感に富み、骨格のしっかりしたメリハリある味わいです。余韻は中庸で、後味に強めな酸を伴った優しい果実の旨味とミネラルから由来する苦味が残ります。
2本目、赤ワイン
シャトー・デ・ゼザール・ルージュ 2010
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麦ちゃん評価 3.8+点
かなりの高評価となりました。
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャム、干しプラムなどを思わせる濃縮感ある果実の香り、カラメル、黒糖香、僅かに胡椒などスパイス香などを感じます。口の中に適度に濃縮した果実味が広がります。適度な酸とやや強めなタンニンがありバランス良くまとまっています。タンニンは収縮するものを感じますが、荒々しいイメージではありません。ミディアムボディーですが力強さも持ち合わせたGoodヴィンテージと言えるワインです。余韻はやや長く、後味に適度に濃縮した果実の旨味とやや収縮するイメージのタンニンが残ります。
3本目、赤ワイン
ランゲ・ネッビオーロ ボニムール 2010
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麦ちゃん評価 3.8点
前ヴィンテージの方か若干評価が高いが、
まざまずでしょう。
テイスティングコメント
アメリカンチェリーのジャムを思わせる果実香、スミレの花、ミルキーな要素、僅かにカラメル香などを感じます。口の中に香りから想像するような優しい果実味が広がります。適度な酸があり、程よいタンニンを感じます。ミディアムボディーでバランス良くまとまった癒し系のワインです。余韻は中庸、後味に優しい果実の旨味が残ります。