昨晩4月18日(水)の試飲ワインは白1本、赤2本でした。
1本目、白ワイン
アルザス・リースリング・キュヴェ・デュ・ロア・クロヴィス 2010
ウンシュ・エ・マン
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85+点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずの評価ですが、前ヴィンテージの方が上です。
ワンランク下のリースリングの方が良く出来ている気がします。
もう少し落ち着いたらもっと良くなるかも・・・・・・?
半年後に再度試飲してみたいと思います。
2本目 赤ワイン
アルザス・ピノ・ノワール ウンシュ・エ・マン 2010
麦ちゃん評価 3.75点
アルザスのピノ・ノワールで納得出切るワインに出合ったことはありません。
今回も採用に至りません。
3本目 赤ワイン
イクシール グラン・レゼルヴ 2009
何と!
レバノンの赤ワインです。
麦ちゃん評価 4.0~4.1点
傑作の評価です。
販売予定価格 2,445円税込とやや高めですが、
中東のワインという珍しさに高品質が加わっているので採用します。
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャムやブレックベリーを思わせる濃い色調の果実香、強めに感じる胡椒・ナツメグなどのスパイス香、そして燻し香、鉱物を感じるミネラル、ヴァニラ香、ミルキーな要素、カカオの風味など豊かに香ります。口の中に凝縮感ある濃い果実味が広がりますが、意外に口当たりスムーズで柔らかくマイルドな印象です。酸は比較的穏やかに感じますが、適度なものがあり骨格のはっきりした味わいです。
タンニンは強く、収縮するものがありますが、尖ったところはなくあくまでもシルキーです。スパイシーで、濃く深い果実味を感じる飲み応えあるワインですが、マイルドでバランス良く今飲んでも美味しく楽しめます。余韻は長く、後味に濃縮した旨味豊かな果実味と僅かに苦味の要素やスパイスの風味などが残ります。