5月20日(日)昨晩の試飲ワイン
赤ワイン3本
ロバートソン ピノ・ノワール 2011
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.75~3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
低価格帯のピノとしてはまずまずでしょう。
テイスティングコメント
フランボワーズ、チェリーを思わせる優しい果実香が主体に香り
ます。僅かにミルキーな風味、埃っぽい要素、青味の要素などが
加わります。口の中にチャーミングな優しい果実味が広がります。
比較的豊かな酸を備え、クリーンで透き通る印象を強く感じます。
タンニンは柔らかく尖ったところはありません。ライトからミデ
ィアムボディーで、優しく柔らかくチャーミングな癒し系の味わ
いです。余韻は中庸、後味に適度な酸を伴った優しい果実の旨味
が残ります。クリーンでチャーミングな癒し系のピノ・ノワール
と言えます。
アナケナ デウ シングルヴィンヤード ピノ・ノワール 2011
アナケナ・シングルヴィンヤードのピノ・ノワールですが、
このヴィンテージよりレイダヴァレーのデウという畑のピノ・ノワールから
造られるようになったので、今までのヴィンテージとは別ものです。
よりピュアなイメージとなりました。
麦ちゃん評価 3.8~3.85点
まずまずの評価です。
テイスティングコメント
プラムやアメリカンチェリーのジャムを思わせる果実香、ミルキーな風味、
カラメル香、カカオの風味、僅かに埃っぽい要素などを感じます。口の中
にやや濃縮した優しい果実味が広がります。適度な酸がありメリハリある
味わいです。果実の旨味はフレッシュ感があり、旨味の要素が素直に膨ら
む印象です。程よいタンニンがあり、僅かに収縮するものを感じますが、
基本的に柔らかくマイルドです。余韻は中庸、後味に優しくチャーミング
な甘酸っぱい果実味が残ります。適度な酸とタンニンを感じ、優しくフレ
ッシュな果実味が広がるバランス良くまとまった心地良いピノ・ノワール
です。
プピーユ 2007
2005年は最高に良いできしたが、
2006年と今回2007年と大ハズレです。
麦ちゃん評価 3.85~3.9点
高得点ではありますが、4,000円程のワインとしては
残念ですが採用出来ません。