10月13日(土)
試飲ワインはスパークリングワイン1本、赤ワイン1本でした。
1本目、スパークリングワイン
ヘンケル ブラン・ド・ブラン
ドイツの辛口ゼクトです。
ピノ・ブラン主体
麦ちゃん評価 3.8~3.85点
ドイツののゼクトがこれ程良いとはびっくりです。
販売予定価格1,625円税込
採用します。11月入荷予定
テイスティングコメント
アンズや熟したリンゴなどを思わせる果実香、強めに感じるオイリーな
要素、燻し香、石灰質を感じるミネラルなどを感じます。泡立ちはクリ
ーミーで適度な持続力があります。口の中に熟した印象の果実のたっぷり
な旨味が広がります。比較的豊かな酸がありメリハリある味わいです。
よく熟した果実の旨味と共に蜂蜜を思わせる旨味の要素やオイリーな要素、
ミネラルから由来する苦味などが現われます。余韻はやや長く、後味に、
たっぷりの旨味と僅かに苦味の要素が残ります。よく熟した印象のたっぷ
りな果実の旨味が広がるミネラル感に富み、オイリーさを強めに感じる豊
かな味わいです。
2本目、赤ワイン
バローロ 2007 セッラデナリ
ヴィンテージ変更による試飲です。
前ヴィンテージより優しい柔らかい味わいです。
麦ちゃん評価 4.0点
傑作の仲間入りです。
テイスティングコメント
プラムのジャム、チェリーのジャムなどを思わせる果実香、すみれの花、
黒糖、カラメル、シロップ、ミルキーな要素、少しひねた印象の樽香など
を感じます。口の中に香りから想像するような優しくジャミーな旨味豊か
な果実味が広がります。酸は程よいものがありますのでぼやけた印象はあ
りません。適度なタンニンがあり、僅かに収縮するものを感じますが、
尖ったところはなく、あくまでもシルキーで柔らかい味わいです。ミディ
アムからフルボディーで、優しい果実の旨味と共にカラメルや黒糖を感じ
る旨味の要素が広がるバランス良くまとまったヴィンテージです。余韻は
やや長く、後味に優しくジャミーな印象の果実の旨味が長く残ります。
スムーズで心地良く、優しい旨味の要素が豊かに広がるバランス良くまと
まとまったバローロです。