11月22日(木)
試飲ワインは赤ワイン2本でした。
1本目
ボジョレー キュヴェ・ナティ 2001
何と!2001年のボジョレーです。
蔵元に70ケースのみ保管されていました。
日本に入荷したばかりです。
販売予定価格 1,280円税込
麦ちゃん評価 3.85点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
熟成したボジョレーとしてこれは飲んでみるべきワインです。
果実味は未だ健全です。
テイスティングコメント
乾燥プラム、熟したプラムなどを思わせる果実香、ドライフラワー、
カラメル香、少し酸化ぎみのひねた風味、ナツメグなどスパイス香
などを感じます。口の中に比較的強い酸を伴った優しい果実の旨味
が広がります。タンニンは熟成により丸みを帯びた印象で尖ったと
ころはまるでありません。比較的豊かな酸を伴った果実の旨味と共
にアミノ酸を思わせる旨味の要素や少しひねた印象の風味が広がり
ます。余韻は中庸で、後味に比較的豊かな酸を伴った旨味の要素と
少しひねた風味が残ります。熟成により旨味を増したイメージの
ボジョレーと言えます。果実味は未だ健全ですが、少しひねた印象
の風味を感じるので好き嫌いが分かれるワインかもしれませんが、
個人的には高く評価します。
2本目
ノイ・コッリ・ディ・リミニ 2007
麦ちゃん評価 3.85~4.1点
強烈な収縮するタンニンを感じます。
今後の熟成に期待したい。
今回は不採用です。