12月24日(月)
試飲ワインはスパークリング1本、赤1本でした。
1本目、スパークリングワイン
シャンパーニュ ピオロット・ブリュット・キュヴェ・ド・レゼルバ
麦ちゃん評価 3.9点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
まずまずなシャンパーニュ。
クリーンなきれいな印象の爽やかで骨格のしっかりした味わいです。
今一歩、インパクトなし・・・・・・
採用は見合わせます。
2本目、赤ワイン
バローロ・ブッシア 2008 パルッソ
麦ちゃん評価 4.25~4.3点
傑作です・・・・
しかもかなりの高評価♪
しかし値段もそれなりです。
テイスティングコメント
ブラックチェリーのジャム、乾燥イチジク、干しプラムなどを思わせる
果実香、ドライフラワー、蜂蜜、カラメル香、ミルキーな要素、ナッツ香、
樽から由来する木質香、埃っぽい要素、僅かに胡椒などスパイス香などが
複雑に豊かに香ります。口の中に程よい濃縮感のある旨味豊かな果実味が
広がります。酸は比較的穏やかに感じますが、ぼやけた印象はなくメリハ
リある骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強く収縮するものを感
じますが荒々しい印象ではありません。豊かな果実の旨味と共に香りから
想像するような様々な旨味の要素が膨らむ印象です。余韻は長く、後味に
複雑味を伴った旨味の要素やタンニンに由来する収縮感、苦味などが長く
残ります。複雑で豊潤な香りに包まれた旨味たっぷりな果実味が広がる
心地良く、力強く、しかも複雑な非常に豊かな味わいです。