3月29日(金)
試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
1本目、白ワイン
アテムス クプラ・ラマート ピノグリージョ 2011
玉ネギの皮のような黄銅色の色の淡い外観は白ワインとは思えませんが
ロゼの色調とも異なります。ピノグリージョの葡萄をスキンコンタクト
することによってこの色調となっています。
非常に面白いワインです。
麦ちゃん評価 3.9点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
かなりの高得点ですが、販売予定価格が2,345円税込
奇抜なワインだけに4.0点以上は欲しいところです。
残念ながら採用を見合わせます。
2本目、赤ワイン
オピ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ コッリーネ・テラマーネ 2008
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.2点
かなりの高得点です!!
テイスティングコメント
ブラックチェリーのジャム、乾燥プラムなど濃縮感のある果実の香り、
燻し香、黒糖、キャンディー、水飴、ヴァニラ香、カカオ、ナッツ、
樽熟成から由来する木質香、ナツメグ・シナモンなどスパイス香、
鉱物を感じるミネラルなど複雑に豊かに香ります。口の中に凝縮した
ジャミーで濃い果実味が豊かに広がります。程よい酸があり骨格の
しっかりした骨太のワインです。タンニンは強く収縮感もありますが、
荒々しい印象は感じません。爆発的に濃縮した果実味ガ膨らむジャミー
で旨味たっぷりの味わいです。余韻は長く、後味に凝縮したジャミー
な果実味と苦味の要素が残ります。力強く、パワフルで骨太の味わいで、
爆発的に濃縮したジャミー果実が特徴的な飲み応えある1本です。