4月4日(木)
試飲ワインは白1本、赤2本でした。
1本目、白ワイン
ローレンスフォード シャルドネ 2011
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南アフリカのシャルドネ
麦ちゃん評価 4.0点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
傑作の評価ですが、
同じく南アフリカの同価格帯のシャルドネでが他にもあります。
ニール・エリス
ポール・クルーヴァー
ジョーダン
アマニ
ちょっと乱立ぎみ・・・・・・・
残念ですが採用を見合わせます。
2本目、赤ワイン
ローレンスフォード カベルネ・ソーヴィニョン 2010
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麦ちゃん評価 4.05~4.1点
これも傑作の評価です。
いかにもカベルネ・ソーヴィニョンというイメージ。
樹齢10年の葡萄ですので今後さらに良くなると思われます。
販売予定価格 2,250円税込
テイスティングコメント
ブラックベリー、カシスなどを思わせる果実香、植物の茎などを
思わせる青味の要素、ミントの風味、シナモン・胡椒などの
スパイス香、ミルキーな要素、ヴァニラ香、カカオの風味、ナッツ、
木質香など豊かに香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が広がり
ます。比較的豊かな酸があり、骨格のしっかりした骨太の味わいです。
タンニンは強く、収縮するものを感じ、未だ荒々しい印象を感じます。
凝縮した果実の旨味はストレートではなく徐々に膨らむ印象ですので、
時間をかけてゆっくり楽しんでほしい1本です。余韻は長く、後味に
凝縮した果実の旨味と収縮するタンニンが残ります。力強く、骨太で
カベルネらしい特徴を備えた飲み応えある1本です。今後の熟成により
タンニンが丸みを帯び、青味の要素が和らいだ頃が飲み頃でしょう。
3本目、赤ワイン
デヴォール ピノタージュ 2010
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ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85点
評価を下げましたが、
こういうピノ・タージュも有りでしょう。
テイスティングコメント
ブラックチェリー、プラムのジャムなどを思わせる果実香、すみれの花など
フローラルな香り、キャンティー、ナッツ香、カラメル香、カカオの風味、
シナモン・胡椒などスパイス香などを感じます。口の中にジャミーな印象の
優しい果実味が広がります。酸は比較的穏やかに感じますが、ぼやけた印象
はありません。程よいタンニンがあり、やや収縮するものを感じますが、
尖った印象はありません。余韻は中庸で、後味に優しいジャミーな果実の
旨味が残ります。ミディアムボディーで、華やかなフローラルな風味が
特徴なヴィンテージです。